PETボトルはPET(ポリエチレンテレフタレート)を原料とするプラスチックボトルで、軽くて丈夫、食品衛生法等の規格に適合している、着色しなけば無色透明で中身が見える、製造技術が確立している、リキャップ性がある、燃やしても有害物質は発生しない、燃焼カロリーが低くマテリアルリサイクルに適している、リサイクルルートが整備されている等々、様々な優れた特長をもった容器と言えます。
PETボトルはPETボトルとしてリサイクルされる指定表示製品の品目だけでも飲料 (清涼飲料、酒類、牛乳・乳飲料 等)、特定調味料 (しょうゆ、しょうゆ加工品、アルコール発酵調味料、みりん風調味料、食酢、調味酢、ノンオイルドレッシング) 等に使用され、それぞれ中味製品や流通条件に合わせたボトルを使用しています。 一口にPETボトルと言っても、全てが同じということではありません。
■ PETボトルの種類
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PETボトルの形状は胴部が丸形・角形のほか、注ぎ口(首部)が白色・透明、底部が平形・突起形に分けられ、内容物ごとに決められています。また、PETボトルの容量は、200mLや350mLといった小形のものから2Lをこえ最大5Lまでバリエーション豊富に揃っています。
■ PETボトルの形状
※白い部分は胴部と同質のPET樹脂です。 |
市場に流通する多くのPETボトルは既に一つひとつが、用途や条件に合わせて最適設計されています。
PETボトルでは清涼飲料分野でのリデュースの進展が目覚ましく、全体を牽引しています。しかしながら、清涼飲料分野以外のPETボトルについても同じレベルのリデュースが可能ということではありません。当推進協議会ではリデュースの量や率については、業種・中味・用途・容量などの条件別に整理・集計し、その上で、PETボトル全体としての削減量(率)を算出しています。
※2.3R推進自主行動計画策定以前のリデュースの取り組み(2005年度まで)はここをクリックしてください
※3.第一次3R推進自主行動計画(2006年度~2010年度)のリデュースの取り組みはここをクリックしてください
※4.第二次3R推進自主行動計画(2011年度~2015年度)のリデュースの取り組みはここをクリックしてください