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PETボトルの軽量化

第3次自主行動計画(2017~2021年度の5年間)

■2021年度 指定PETボトルの軽量化率は25.6%

軽量化率算出方法

2021年度指定PETボトル・主要17種軽量化実績

推進協議会による3R推進のための自主行動計画2025において、「指定PETボトル全体で25%以上の軽量化(2004年度比)」を目標に設定しています。2021年度は全体で25.6%の軽量化となり目標を達成しました。

個別では、対象容器の主要17種のうち10種※1で前年度より軽量化が進み、また3種※2で、2025年度軽量化目標値を達成しました(図1)。
今後も、さらなる軽量化に向けて努力を続けていきます。

  • ※1清涼飲料の耐熱350ml・1,500ml、耐圧1,500ml、無菌500ml・2,000ml、酒類4,000ml、しょうゆ500ml・1,000ml・1,800ml、しょうゆ加工品500ml
  • ※2清涼飲料の耐熱1,500ml、無菌2,000ml、しょうゆ500ml

図1. 指定PETボトル・主要17種の軽量化目標と実績(2021年度)

指定PETボトル・主要17種の軽量化目標と実績(2021年度)

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軽量化事例

PETボトルは、容器としての需要の広がりにともない、成形技術・充填技術の進展などにより、近年目覚ましい軽量化が実施されました。

軽量化事例

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環境負荷増大の抑制

2021年度の清涼飲料用PETボトルの出荷本数は、234億本となり、3R推進のための自主行動計画を定めて取り組みを開始した2004年度比で1.58倍になっています。また、その原油採掘からボトル製造・供給に至るまでのCo2排出量は、2,096千トンと同1.00倍でした(表2)。
PETボトルは、需要の伸びにともない出荷本数を増加させてきましたが、出荷本数の増大に比べCo2排出量は抑制されています。これは、ボトルの軽量化をはじめとする省資源・省エネルギーの取り組みの効果が表れたものと考えます(図2)。

表2. 2021年度と基準年度(2004年度)との環境負荷(CO2排出量)比較

2021年度と基準年度(2004年度)との負荷比較

図2. 清涼飲料用PETボトルの出荷本数と、その環境負荷(CO2排出量)の推移

清涼飲料用PETボトルの出荷本数と、その環境負荷(CO2排出量)の推移

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