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PETボトル自主設計ガイドライン

  • 2016年3月、自主設計ガイドライン全体の見直しを実施しました。
    • 注:今回改訂した付属書1は、従来からのボトル材料評価基準(付属書1-1)と、2015年5月に追加したメカニカルボトルtoボトル(BtoB)対応の評価基準(付属書1-2)を統合した内容としています。
  • 2018年1月、付属書1を追記修正し、それにともないガイドライン本文の改訂履歴を追加しました。
  • 2023年3月、PET樹脂の再利用に対し懸念される、助剤・添加剤の取扱いについて付属書1に追記、付属書1の試料作成手順、条件について整備しました。

原則基準

2023年3月31日
PETボトルリサイクル推進協議会

構成物

原則基準
(☆:必須事項、※:望ましい事項)

備考




材料

PET単体とする。

PET単体:

  • PET主材以外の物質を添加、複合などをして用いていない。
  • 衛生安全性が確保され再利用上問題がない。

着色

着色はしない。

 

構造

容易に押しつぶせる構造が望ましい。

 



把手

  • 把手は、無着色のPETもしくは比重1.0未満のPE、PPを使用する。
  • 比重1.0未満のPE、PP製把手は無着色PET製把手に変更することが望ましい。
 

印刷

ボトル本体への直接印刷は行わない。

賞味期限・製造所固有記号・ロット印字等の微細な表示は除く。



(印刷・接着剤・キャンペーンシール等を含む)

材料・分離適性

  • PVCを使用しない。
  • 再生処理の比重・風選・洗浄で分離可能な材質・厚さであること。
  • ラベル印刷インキは、PETボトルに移行しないこと。
  • アルミをラミネートしたラベルは使用しない。
  • アルミ蒸着等を使用しないことが望ましい。
 

剥離適性・分離適性

  • シュリンクラベルは、ミシン目入りであることが望ましい。
  • ロールラベル・枚葉ラベル・タックラベル等で接着剤等を使用してボトルに貼付する場合は、接着剤塗布面積・量を少なくし、手で簡単に剥離でき、ラベル片・接着剤がボトルに残らないことが望ましい。
 




材料

  • アルミキャップは使用しない。
  • PVCを使用しない。
  • 比重1.0未満のPEまたはPPを主材とする。
  • ガラス玉・パッキンを使用する場合は、飲用後の取り外し方をラベルに明示する。

シェル材、中栓・ライナー材全てに適用する。



価格ラベル等の貼付物(流通販売事業者様へのお願い)

流通販売段階で価格ラベル、会計済みテープ、キャンペーンシール等の接着剤・糊・粘着テープ等を使用するものを貼付する場合は、キャップまたはラベルに貼付することが望ましい。ボトル本体に貼付するときは、手で無理なく剥離でき、シール片や接着剤がボトルに残らないこと。

 

PVC:ポリ塩化ビニル PE:ポリエチレン PP:ポリプロピレン

●評価試験の依頼先(例)
  JCII 一般財団法人化学研究評価機構 高分子試験・評価センター

https://www.jcii.or.jp/

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