PETボトルの第三次自主行動計画

推進協議会の3R推進のための第3次自主行動計画の実施状況
(2019年4月~2020年3月)

3R

目標

進捗状況

Reduce
リデュース
(軽量化・薄肉化等)

新たな技術開発などを行い、主な容器サイズ・用途に個別の目標を定め、指定PETボトル全体で25%の軽量化(2004年度比)を目指す。

  • 2019年度のボトル重量調査を推進協議会を構成する6団体に行った結果、2004年度に比べ、主要な用途・容器サイズ計17種で4~39%の軽量化が進み、8種で目標を達成した。
    削減効果量は2019年度で185.2千トン、全体での軽量化率は24.8%と対前年比+1.2ポイント伸長した。

Reuse
リユース

調査・研究の支援を行う。

  • PETボトルのリユースに関する現状の判断は変わらず。

Recycle
リサイクル

リサイクル率85%以上
(リサイクル率は回収・再資源化率を意味します。)

  • リサイクル率85.8%。目標「リサイクル率85%以上の維持」を達成。
  • 国内では327千トン、海外では182千トン、合計509千トンがリサイクルされ新たな製品に生まれ変わった。

リサイクル容易性の向上

  • キャップ、ラベルをできるだけ取り外し、簡易洗浄して分別排出することをホームページや広報誌などで自治体ならびに消費者へ広く啓発活動を行った。
  • 指定PETボトルの自主設計ガイドライン適合性調査を実施し、不適合ボトルの改善依頼を輸入・販売会社へ要請し、2019年度は、14件の回答を得た。

マテリアルフローの精度向上の調査・研究

  • 事業系回収量の捕捉精度向上を目指し、今年度は再商品化事業者306社、輸出業者33社からアンケートの回答を得た。事業系回収量360千トン(キャップ・ラベル・異物を含む)、事業系リサイクル量261千トンを確認した。
  • 使用済みPETボトルの輸出量は、財務省貿易統計値と(一財)日本環境衛生センターの調査から203千トンを確認した。

上記以外の
主要な取り組み

広報活動の推進

  • 年次報告書2019を作成し、11月20日に記者発表を行い多数の新聞などに掲載され、高い関心と評価を受けた。
  • 広報誌「RING」は「PETボトルリサイクルの現状と課題」をテーマにVol.37を発行した。
  • 「エコプロ2019」に出展し、情報提供および啓発活動を行った。
  • 市町村や各種展示会へ啓発ツールの提供などを行った(118件)。

主体間連携活動

  • 3R推進団体連絡会の一員として共同事業を実施した。
    容器包装3R推進フォーラムを東京都千代田区、3R連携市民セミナーを福岡市、京都市、秋田市で開催した。
  • プラスチック容器包装リサイクル推進協議会の「PETボトル・プラスチック容器包装リサイクル市民・自治体・事業者の意見交換会」に参加し、桐生市で意見交換した。

国内外リサイクル技術に関する調査および情報発信

  • LCA手法によるリサイクル効果を年次報告書2019で公表した。
  • 2019年度韓国・中国PETボトルリサイクル技術調査を実施した。
概要は、PETボトルリサイクル年次報告書 2020年度版 1.2019年度トピックスをご覧ください。
数値目標の実施状況(8団体一括掲載)は、 3R推進団体連絡会 フォローアップ報告(2019年度実績)(PDFファイル)をご覧ください。
PETボトル単独の活動報告は、 団体別 2019年度フォローアップ報告 2.PETボトル(PDFファイル)をご覧ください。

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