PETボトルの自主行動計画2025

推進協議会の3R推進のための第3次自主行動計画の実施状況
(2024年4月~2025年3月)

3R

目標

進捗状況

Reduce
リデュース
(軽量化・薄肉化等)

指定PETボトル全体で25%以上の軽量化(2004年度比)

  • 2024年度のボトル重量調査を推進協議会を構成する7団体に行った結果、2004年度に比べ、主要な用途・容器サイズ17種で2~39%の軽量化が進み、5種で目標を達成した。
    削減効果量は2024年度で254千トン、全体で軽量化率は28.1%と前年度より0.3ポイント減の結果となった。

Recycle
リサイクル

リサイクル率85%以上の維持

  • 2024年度のリサイクル率は85.1%。
    国内では445千トン、海外では110千トン、合計555千トンがリサイクルされ新たな製品に生まれ変わった。

リサイクル容易性の向上

  • キャップやラベルをできるだけ取り外し、簡易洗浄して分別排出することをWebサイトや広報誌などで自治体ならびに消費者へ広く啓発活動を行った。
  • 指定PETボトルの自主設計ガイドライン適合性調査を実施し、不適合ボトルの改善依頼を輸入者・販売会社へ要請し2024年度は、3件の回答を得た。

水平リサイクル

ボトルtoボトル比率50%(2030年度まで)

  • 2024年度の指定PETボトルの販売数量に対するボトルtoボトル比率は37.7%で、前年度より4.0ポイント上昇した。ボトルtoボトルに利用された再生PET樹脂の量は246千トン、前年度より14.7%増加した。

有効利用

有効利用率100%(2030年度まで)

  • 2024年度の有効利用率は98.6%となった。

環境配慮設計

自主設計ガイドラインの充実

  • 環境配慮設計認定基準における「飲料用PETボトルの認定基準」を作成、要求項目に指定PETボトルの自主設計ガイドライン必須事項を加えた。

上記以外の
主要な取り組み

広報活動の推進

  • 年次報告書2024を作成、11月20日に記者発表を行い多数の新聞などに掲載され、高い関心と評価を受けた。
  • 広報誌「RING」は、「PETボトルの環境配慮設計指針」と題して、脱炭素、資源循環のための3Rとリニューアブルを掲載し、Vol.42を発行した。
  • エコプロ2024に出展し、情報提供および啓発活動を行った。
  • 市町村や各種展示会へ啓発ツールの提供などを行った。

調査・研究活動

  • LCA手法によるリサイクル効果を年次報告書2024で公表した。

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