PETボトルの自主行動計画2025

推進協議会の3R推進のための第3次自主行動計画の実施状況
(2021年4月~2022年3月)

3R

目標

進捗状況

Reduce
リデュース
(軽量化・薄肉化等)

指定PETボトル全体で25%以上の軽量化(2004年度比)

  • 2021年度のボトル重量調査を推進協議会を構成する7団体に行った結果、2004年度に比べ、主要な用途・容器サイズ17種で2~40%の軽量化が進み、3種で目標を達成した。
    削減効果量は2021年度で189.6千トン、全体で軽量化率は25.6%と前年度より0.3ポイント増の結果となった。

Recycle
リサイクル

リサイクル率85%以上の維持

  • 国内では、377千トン、海外では122千トン、合計500千トンがリサイクルされ新たな製品に生まれ変わった。

リサイクル容易性の向上

  • キャップやラベルをできるだけ取り外し、簡易洗浄して分別排出することをホームページや広報誌などで自治体ならびに消費者へ広く啓発活動を行った。
  • 指定PETボトルの自主設計ガイドライン適合性調査を実施し、不適合ボトルの改善依頼を輸入者・販売会社へ要請し2021年度は、9件の回答を得た。

水平リサイクル

ボトルtoボトル比率50%(2030年度まで)

  • 2021年度のボトルtoボトルに利用された再生PET樹脂の量は118千トン、前年度より36%増加した。
    指定PETボトルの販売数量に対する比率は20.3%で、前年度より4.6ポイント上昇した。

有効利用

有効利用率100%(2030年度まで)

  • 2021年度の有効利用率は98%となった。

環境配慮設計

自主設計ガイドラインの充実

  • ボトルtoボトルやラベルレス化などの業界の取り組みに連動して、環境配慮設計の指針として更なる充実を図るため、自主設計ガイドラインの見直しに関する準備を行った。

上記以外の
主要な取り組み

広報活動の推進

  • 年次報告書2021を作成し、11月24日に記者発表(Web開催)を行い多数の新聞などに掲載され、高い関心と評価を受けた。
  • 広報誌「RING」は、「みんなの連携でPETボトルをリサイクルしています。」をテーマにVol.39を発行した。
  • エコプロ2021に出展し、情報提供および啓発活動を行った。
  • 市町村や各種展示会へ啓発ツールの提供などを行った(83件)。

調査・研究活動

  • LCA手法によるリサイクル効果を年次報告書2021で公表した。

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