PETボトルリサイクル推進協議会〈小間番号312〉
PETボトルのリサイクルの流れ(収集から再利用品まで)と新再生方法(化学分解法)を紹介する。
<PETボトルリサイクルの流れ>
**ボトル to ボトル実現に向けて**
「PETボトルの回収率は世界最高水準」
PETボトルは、日本では1977年からしょう油用、1982年から清涼飲料用、1985年から酒類用に利用され始めました。一方リサイクルは「容器包装リサイクル法」のもとに進められていますが、ゼロから出発しモデル回収事業、モデル再商品化施設の建設、再生用途の開拓等々当協議会の会員団体であるPETボトル協議会が中心となり10年前から取り組んできました。
「再商品化施設も充実」
当協議会の会員団体であるPETボトル協議会は、1993年に民間企業と共同出資して、日本初の大型再商品化施設を栃木県に建設し、以降数年にわたり技術的課題を解決してきました。その後、多くの企業が再商品化事業に参入し、2002年度には60社、75施設が稼動し能力は247千トンにまで増加しました。
「広がる再商品化製品」
分別収集されたPETボトルは、ベールに梱包し再商品化工場へ運ばれ、異物除去、粉砕、洗浄等の工程を経て再生樹脂になります。再生樹脂の用途は、繊維製品とシート製品への利用で全体の90%を占め、10%が成形品その他(あき容器回収ボックス、文房具、下水道などの蓋、結束バンド、塗料等)に利用されています。
「ボトル to ボトル(以下 BTB)の実現に向けて」
当協議会は、将来のリサイクル事業の安定化のため、現在のマテリアルリサイクルに加え、食品用ボトルに利用する「BTB]の早期実現を図ることを重要課題の一つとしています。その手法の一つとして化学分解法が2001年に公的に認可されました。この方法により得られた樹脂は石油から製造する樹脂と同等の品質で問題なく食品用ボトルとして利用することが出来ると考えていますが、衛生性、安全性についてなお慎重に確認作業を続けBTBの実現を進めています。
「エコプロダクツ2002」では、このようなPETボトルのリサイクルの流れを再商品化製品を交えてご紹介いたします。
● 名称 |
地球と私のためのエコスタイルフェア |
● 会期 |
2002年12月5日(木)~7日(土) 10:00~17:00 |
● 会場 |
東京ビッグサイト(有明) |
● 主催 |
(社)産業環境管理協会、日本経済新聞社 |
● 後援 |
経済産業省、新エネルギー・産業技術総合開発機構 |
● 協賛 |
グリーン購入ネットワーク、(財)日本環境協会、国際芸術技術協力機構、環境学習研究会ほか<予定> |
● 協力 |
日経エコロジー、環境会議<予定> |
● 入場料 |
無料(事前ネット登録または、当日入場登録制) |
● 来場対象 |
|
● 来場者見込 |
100,000人(前回実績88,604人) |
● 同時開催 |
自然の恵みフェア~BIO FACH JAPAN |
※この地図はオフィシャルサイトからの転載です。
● りんかい線
新木場駅(JR、営団地下鉄)←約5分→国際展示場駅(下車徒歩5分) 天王洲アイル駅(東京モノレール)←約5分→国際展示場駅(下車徒歩5分)
● ゆりかもめ
新橋駅(JR、営団・都営地下鉄)←約22分→国際展示場正門駅(下車すぐ)
● 路線バス
浜松町←約30分→東京ビッグサイト
門前仲町←約30分→東京ビッグサイト
東京駅八重洲←約35分→東京ビッグサイト
● 水上バス
日の出桟橋←約20分→有明客船ターミナル
● 首都高速
11号台場線(レインボーブリッジ経由)御利用の場合は、台場ランプで降りて下さい。
湾岸線大井・羽田方面からお越しの場合は、13号地ランプで降りて下さい。
湾岸線千葉方面からお越しの場合は、有明ランプで降りて下さい。
各ランプからの所要時間は約5分です。
● 高速バス
横浜駅←約50分→東京ビッグサイト