PETボトルリサイクル推進協議会のリサイクル技術検討委員会選抜メンバーは、昨年12月13日から15日までオランダのアムステルダムで開催された国際会議『POL-YESTER & PET CHAIN,POLYESTER2005』に出席し、約500名の出席者の前で昨年に引き続いて講演を行いました。この講演は『PET Bottle Recycling in Japan,The Latest Status and Tec-hnology』と題し、この中で、PETボトルリサイクル推進協議会の概要、日本のPETボトル産業の状況、PETボトルのわが国における回収率や世界との比較などについて、紹介しました。また協議会の活動目標である『2014年度回収率80%以上達成』を宣言しました。さらに最新の技術紹介として、
(1)化学分解法によるボトルtoボトルの技術と最新状況 (2)市場に定着しつつあるホットボトルの最新技術と市場動向、リサイクル性などについて報告を行いました。

日本が短期間のうちに62.3%もの回収率が達成できた理由や、化学分解法によるボトルtoボトルの詳細についてなど多くの質問が出され、日本のPETボトルリサイクルが世界的にも大いに関心を集めていることを実感しました。