回収されたPETボトルを化学的に原料まで分解し、精製した後、再びPET樹脂を製造する「化学分解法」により、従来の石油から製造する樹脂と同等の品質の樹脂が作れます。これを「ケミカルリサイクル」といいます。この樹脂を使用したボトルtoボトルは、2004年3月に内閣府の食品安全委員会にて「安全」が確認されました。また、中味メーカー(清涼飲料、しょうゆ、酒類、乳飲料等)の厳しい内容物テストや味覚テストでも、石油由来の原料から製造されたPETボトルと同等の評価を得ました。今回のテーマは「ケミカルリサイクル」。日本だけの、世界で初めて企業化された技術はどこが凄いのか、どんな優しさがあるのでしょうか。 |