年次報告書2018編集にあたって

PETボトルリサイクル推進協議会（以下、推進協議会）はもっと皆さまにPETボトルについて知っていただきたい、そしてPETボトルのリサイクルをもっともっと進めていきたい、という考えのもとに、1993年に設立された任意団体です。2018年度には「全国みりん風調味料協議会」が入会し、PETボトルを利用する中身メーカー５団体と、容器及び樹脂メーカーの団体であるPETボトル協議会の計6団体によって運営されています。
　この年次報告書は2001年以来、毎年発刊しており、３R（リデュース、リユース、リサイクル）について３Ｒ推進自主行動計画にそって業界をあげて真摯に取り組んでいる状況や、その成果などを多くの皆さまに知っていただくことを目的としています。
　今年度の報告書は自主行動計画2020（第３次自主行動計画（2016年度～2020年度））の2年目、2017年度の推進協議会の取り組みを中心にご報告いたします。
　また、2015年度のデータを基にライフサイクルアセスメントの手法を用いてリサイクル効果を評価していますが、今年度はより妥当性の高い結果を得て示しました。推進協議会のホームページにより詳しく公表いたします。
　私たちの生活になくてはならない容器として浸透しているPETボトル。　そのPETボトルのリサイクルの必要性や循環型社会の大切さ、リサイクルの流れなどを知っていただくための啓発動画も好評です。ホームページ上より視聴いただけますので、合わせてご活用願えれば幸いです。