PETボトルリサイクル推進協議会は(以下、推進協議会)はもっと皆さまにPETボトルについて知っていただきたい、そしてPETボトルのリサイクルをもっと進めていきたい、という考えのもとに、1993年に設立された任意団体です。推進協議会は、PETボトルを利用する中身メーカー5団体と、容器および樹脂メーカーなどの団体であるPETボトル協議会の計6団体により運営されています。
この年次報告書は2001年以来、毎年発行しており、3R(リデュース、リユース、リサイクル)について3R推進自主行動計画にそって業界をあげて真摯に取り組んでいる状況や、その成果などを皆さまに知っていただくことを目的としています。
今年度は、発行20周年を迎え、特別企画として歴代の会長、副会長3名に当時のPETボトルの3R推進の取り組みの歴史について語っていただきました。
また、本報告書は自主行動計画2020(第3次自主行動計画(2016年度~2020年度))の4年目、2019年度の推進協議会の取り組みを中心に報告いたします。
昨年、推進協議会は、「2030年度までにPETボトルの100%有効利用を目指す」という新たな目標を設定しました。本報告書の中では、2019年度の調査においても有効利用率などを試算し公表しています。
私たちの生活になくてはならない容器として浸透しているPETボトル。そのPETボトルのリサイクルの必要性や循環型社会の大切さ、リサイクルの流れなどを知っていただくための啓発動画も好評です。ホームページより視聴いただけますので、合わせてご活用願えれば幸いです。