4 Reduce(リデュース)
推進協議会では、3R推進団体連絡会の一員として、第3次PETボトルのリデュース目標「指定PETボトル全体で25%(2004年度比)軽量化」を設定しています。それにともない、主要17種についての個別目標値も設定し(3%~40%)、軽量化を推進しています。その結果、2019年度は全体で24.8%の軽量化となりました。
図1に指定PETボトル・主要17種の2020年度軽量化目標値と2019年度の実績を示しました。
第3次自主行動計画4年目の2019年度実績では、対象容器の主要17種のうち12種で昨年度比軽量化が進み※1 、また8種で、2020年度軽量化目標値を達成しました※2。
今後も、さらなる軽量化に向けて努力を続けていきます。
図2に清涼飲料用PETボトルの出荷本数と、その原油採掘からボトル製造・供給に至る環境負荷の指針としてCO2排出量を経年で示しました。
PETボトルは、需要の伸びにともない出荷本数を増加させてきましたが、3R推進のための自主行動計画を定めて取り組みを開始した2004年度以降は、出荷本数の増大に比べCO2排出量の増大が抑制されているといえます(表2)。
これは、ボトルの軽量化をはじめとする省資源・省エネルギーの取り組みの効果が表れたものと考えます。