2 推進協議会 事業計画
委員会の活動計画
総務・企画委員会
自主行動計画(リデュース)
- ●指定PETボトル・主要17種を中心としたPETボトルに関して、重量調査に基づき、軽量化率を算定し、傾向解析を行う。
消費者・自治体との連携
- ●3R推進団体連絡会活動およびプラスチック容器包装リサイクル推進協議会活動への参加を通して、市民・自治体との意見交換を進め、主体間の相互理解と連携の深化・促進を図る。
法制度対応
- ●容器包装リサイクル制度の見直しにともなう諸課題を検討し、課題解決に向け、的確に対応する。
プラスチック資源循環戦略対応
- ●マイルストーン対応として今後の目標設定と達成促進を行い、リサイクル可能なデザイン、再生利用量増加、有効利用100%に対する検討を行う。また、海洋プラスチック問題にも取り組み発生要因調査などを行う。
広報委員会
年次報告書
- ●今年度もさらにわかりやすい年次報告書を目指して作成する。
- ●推進協議会の取り組みを広報するため、例年通り年次報告書の記者説明会を実施する。
RING・ホームページ
- ●広報誌「RING」を年1回発行する。
- ●推進協議会の活動全般と環境の変化に即した情報を客観的データ、資料をもとにタイムリーに発信する。
- ●ホームページの機能面の見直しについて、年々増加しているモバイル利用者にも配慮し、「スマホ化」を進める。
展示会・ポスター・環境学習
- ●エコプロ2019に出展する。また、外部からの情報提供依頼などに適切に対応する。
回収・再利用促進委員会
マテリアルフロー
- ●使用済みPETボトルは、回収形態および再利用先が国内外であることなど、複雑な流れで再商品化市場を形成している。そのマテルリアルフローを確認することを中心に、以下の事業を行う。
回収量・輸出量・リサイクル量調査の強化
- ●使用済みPETボトルの回収量・輸出量・リサイクル量の捕捉精度向上のための調査活動を行う。特に回収量に関しては、キャップ、ラベル、異物を除いた量を算定する方法を検討し、正味の回収率を算出する。
- ●自治体のPETボトル処理および一般廃棄物に含まれるPETボトルの量を調査、また事業系PETボトルの収集・運搬および処理状況を調査し、使用済みPETボトルの最終処理方法と割合を算出することで有効利用率を得る。
- ●PETボトルリサイクル推奨マーク認定商品を中心とした、PETボトル再生品の利用促進に向けた活動を行う。
中国禁輸インパクトモニター調査(継続)
- ●中国禁輸措置後の大手や輸出事業者の動向(受入・輸出または利用実績、稼働状況、事業戦略など)について追跡調査を実施する。
技術検討委員会
自主設計ガイドライン遵守
- ●ガイドライン不適合ボトルの調査および事業者への改善要請を行う。継続してガイドライン適合性の新規申請受付を行う。
国内外のリサイクル技術に関する調査および情報発信
- ●再生PETの輸出国のリサイクル状況を継続的に情報収集し、東南アジアなどのリサイクルの動向などを調査する。
- ●海洋プラスチック問題に関する技術的対応を行う。
- ●LCA(ライフサイクルアセスメント)手法によるリサイクル効果の評価を行う。