■石油資源の投入量削減と飲料市場の発展を両立させるために | ||
2000年に制定された循環型社会形成推進基本法を受け、2003年3月24日に循環型社会形成推進基本計画(以下、基本計画)が公表されました(環境省告示第28号)。 基本計画では、具体的目標の第一として「資源生産性」(資源投入量トンあたりGDP=国内総生産)を向上させることを掲げています。 これをPETボトル清涼飲料に当てはめれば、飲料市場の持続的な発展を維持しながら、PET樹脂の原料である石油資源の投入量をどう減らしていくかが取り組むべき課題となります。 そのため業界ではPETボトルの軽量化に取り組んでおり、2002年はPETボトル清涼飲料生産量対前年比7.3%増に対し、樹脂生産量は同2.8%の増加にとどめています(指定PETのうち、清涼飲料のみの数字。しょうゆ、酒類、乳飲料除く)。 すでに飲料1リットルあたりの樹脂使用量は、ピーク時の1999年を100とすると2002年では92にまで削減されていますが、今後とも、ボトルの軽量化等に継続的に取り組んでいく方針です。 |
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