RING PETBOTTLE RECYCLING
リサイクル工場紹介 株式会社正和クリーン 尾道PETボトル再生工場
 
広島県尾道市長者原1-220-7
TEL:0848-48-4570 FAX:0848-48-4571
2009年度処理能力:5,500トン
2008年度入札量:3,400トン
妥協を許さない品質へのこだわり
株式会社正和クリーン 尾道PETボトル再生工場 写真
 株式会社正和クリーンの歴史は、一般廃棄物処理業務からスタートした1981年に遡ります。2005年4月には、それまでに培った技術と企業基盤を活かして、尾道PETボトル再生工場の操業を開始しました。
 瀬戸内の尾道という土地柄、橋で結ばれていない島からも使用済みPETボトルを回収しています。そのような島のPETボトルは綺麗なのですが、それ以外の場所から回収されるものの中には、汚れがひどいもの、異物が混入されたものが、まだまだ目につきます。
 工場の機械ラインには、オリジナルのものも多く、独自の発想と培ったノウハウを活かし、試行錯誤しながら改良に改良を重ねて、お客様の要望に応える、高い品質の製品を作り出しています。また、破砕したPETフレークは、水洗浄を行っていますが、ここでも独自の方法で、薬品洗浄以上の高い品質を維持するとともに、環境にも配慮して洗浄水を処理し、循環使用しています。
 「私たちが何よりも大切に考えているのは品質です。コストはその後で考えればいいのです。そうでなければ、お客様の信頼・安心を得ることはできません。高品質で安心して使っていただける当社のフレークは、年々出荷量も増え、繊維製品やシート製品に加工されています」と語る村上専務。
 年間の見学者は約800名。環境学習の一環として見学に来られる小学生には、同社のフレークで作られた下敷きがプレゼントされています。また、工場見学を通じてきれいなPETボトルの排出を呼びかけるためにも、敷地内は、いつも清潔な環境が保たれています。
 「当社は平均年齢が20代と名実ともに若い会社ですので将来が楽しみです。これからも斬新な発想と行動力そしてエコ力で、挑戦を続けていきます」と、木村係長。
 高品質な製品作りを維持するために切磋琢磨する、社員一同の熱意を感じました。
高品質へのこだわりを語る村上専務(左)、木村係長(右)
専務取締役 村上 伸一郎
PETリサイクル事業部係長 木村 広夫
 
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