RING PETBOTTLE RECYCLING
資源循環型社会形成を目指して 環境学習の現場から・リサイクルプラザに行こう!!
容器包装リサイクル法改正までの経緯
 容器包装リサイクル法が施行後10年を経過したことを受け、中央環境審議会(環境大臣の諮問機関)ならびに産業構造審議会(経済産業省所轄)において、容器包装リサイクル制度の評価と見直しに向けての審議が行われました。
 審議は2004年から2006年にかけて、1年半にわたり活発に行われ、最終の取りまとめがなされました。これを受け、容器包装リサイクル法改正法案が2006年3月10日に閣議決定され、6月9日の国会で可決成立し、6月15日に公示されました。
3R推進団体連絡会の発足
自主行動計画の記者説明会 2006年3月28日開催 審議が行われている間の2005年10月、(社)日本経団連は、産業界関係者の意見を集約して、提言「実効ある容器包装リサイクル制度の構築に向けて」を取りまとめ、事業者は自主行動計画を策定し、容器包装の3Rの推進に一層努力することの重要性を表明しました。これに基づき、PETボトルリサイクル推進協議会を含む、容器包装に係るリサイクル8団体は、2005年12月「3R推進団体連絡会」(以下:「連絡会」)を設立し、相互に連携・調整を図りつつ、自主行動計画の推進、フォローアップを行うこととしました。連絡会は2006年度から2010年度までの「3R自主行動計画」を策定し、2006年3月末に記者説明会にて公表しました。
■ 各団体での3R自主行動計画の推進
 自主行動計画での容器包装の3R(リデュース・リユース・リサイクル)推進については、団体毎に数値目標・取り組み目標等を立てています。2006年度の自主行動計画取り組み結果は、2007年12月18日に経団連にて発表の予定です。
■ 主体間の連携に資する取り組み
 連絡会では、自主行動計画にて消費者・自治体等各主体との連携に資するため、容器包装の3R推進に向け関係8団体の共通の取り組みおよび各団体が取り組む共通のテーマを策定し、実施しています。共通の取り組みとしては、 (1)フォーラムの開催  (2)セミナーの開催 (3)エコプロダクツ展への共同出展 等があります。
■ フォーラムの開催
(1)2006年度実施「第1回フォーラムin横浜」
 テーマ「消費者・自治体との協働による容器包装のリサイクルのよりよい未来をめざして」のもと、横浜市で2006年8月に第1回容器包装リサイクルフォーラムを開催しました。250人を越える来場者があり、同志社大学 郡嶌教授による基調講演のほか、8団体の自主行動計画の説明、4つの分科会での自治体・消費者等との意見交換および横浜市の分別収集場所・資源化センター等の見学会が行われました。
(2)2007年度実施「第2回フォーラムin神戸」
 テーマ「多様な連携と協働による社会的効率の高いシステムを考える」のもと、神戸市で2007年9月19、20日に第2回容器包装3R推進フォーラムを開催しました。
 200人以上の来場者があり、神戸大学 石川教授による基調講演のほか、午後には5つの分科会での自治体・消費者等との意見交換を行い、好評のうちに終了しました。
第2回フォーラムin神戸 石川教授による基調講演
■ セミナーの開催
(1)2006年度実施 第1回セミナー
 テーマ「消費者・自治体との協働による容器包装のリサイクルのよりよい未来をめざして」のもと、横浜市で2006年8月に第1回容器包装リサイクルフォーラムを開催しました。250人を越える来場者があり、同志社大学 郡嶌教授による基調講演のほか、8団体の自主行動計画の説明、4つの分科会での自治体・消費者等との意見交換および横浜市の分別収集場所・資源化センター等の見学会が行われました。
第1回セミナー(東京都北区)
(2)2007年度実施 第2回セミナー
 北九州市での「エコテクノ2007」の会場にて、第2回セミナーを開催しました(2007年10月19日)。さらに本年度は、2008年2月に第3回セミナー開催を川崎市にて予定しています。
■ エコプロダクツ展への共同出展
 2006年12月開催のエコプロダクツ2006へ連絡会傘下の8団体が共同出展の形で参加しました。各団体とも各々の容器の優れた特性とリサイクル促進を含む3R推進のPRに努めるとともに、環境学習に訪れる子供たちに役立つ展示を心がけた事で、共同ブースの各コーナーとも大盛況でした。
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