RING PETBOTTLE RECYCLING
資源循環型社会形成を目指して
北海道 深川市
 緑の大地が広がる深川市は、人口2万6千人。2002年10月から6分別14種類で分別収集をスタートしました。PETボトルはプラスチックの白色トレイとの混合収集で2週間に1回行われます。平成15年度の年間資源化量は48トン(PETボトルとトレイの合計)です。「深川市リサイクルプラザ」は2004年7月から稼動。資源ごみと不燃・粗大ごみが搬入され、資源の回収と埋立ごみの減量化が図られています。処理能力は1日13トン(破砕施設8トン、資源化施設5トン)です。「PETボトルはキャップがとられて、中もすすがれているものが多く、きれいな状態で搬入されてきます」と菅原主幹。市民のPETボトルリサイクルへの意識は高いようです。
 市には小学校が6校、中学校が5校あり、総合学習でリサイクルプラザに見学や実習に来ます。 「子供たちは思った以上に勉強してきていますね。リサイクルについても鋭い質問をしてきます」(篠原係長)。施設が稼動して間がないため、環境学習のためのシステム作りやビデオ、図書関係のソフトの充実に追われています。「もっといろいろな活動のプログラムを組んで子供たちや市民にリサイクルの大切さを学んでもらいたいです」と熱く語る菅原主幹です。
(取材:RING編集委員)



深川市水道環境部環境課
菅原 秀明 主幹
深川市水道環境部環境課廃棄物対策係
篠原 孝法 係長
小樽市ホームページ
http://www.city.fukagawa.hokkaido.jp/
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