RING PETBOTTLE RECYCLING
資源循環型社会形成を目指して
北海道 小樽市
 観光客でにぎわう小樽市は人口約14万5千人。PETボトル、缶、びん、紙パック、蛍光灯、乾電池を資源ごみとして収集しています。PETボトルは紙パックと同じ袋に入れて出します。PETボトルの収集は1996年からモデル事業で始め、2000年から全市で収集されるようになりました。
 2001年度のPETボトルの収集量は年間約124トン、2003年度は約148トンと増え続けています。現在、PETボトルの収集は「天神リサイクルセンター」の処理能力(1日0.5トン)の関係で月に1〜2回ですが、2005年4月からは全市で週1回になります。また、可燃・不燃ごみが有料化されるので、混入していたPETボトルなどの資源ごみもリサイクルに回ってくると想定されます。
 増える一方の資源ごみに対応するためリサイクルプラザと焼却施設を建設中ですが、操業開始予定は2007年。それまで、ごみを減らす3Rの実践を訴えたり、市で処理できない紙類やプラスチック類などの資源ごみの処理を民間に委託するなど、さまざまな工夫と努力が続きます。1日も早い施設の完成を心待ちにしている様子が渡辺課長の発言の端々にうかがえました。
(取材:RING編集委員)



小樽市環境部廃棄物対策課
渡辺 禎子 課長
小樽市ホームページ
http://www.city.otaru.hokkaido.jp
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Vol.15PETボトルリサイクル推進協議会