RING PETBOTTLE RECYCLING
PETボトル Q&A
Q B to Bって何ですか?
A 食品用として使用したPETボトルをリサイクルして再び食品用PETボトルとして使用する完全循環型リサイクルシステムのことをB to B(ボトル to ボトル)と呼びます
Q B to Bが実現するのですか?
A 2003年10月から帝人ファイバー(株)で本格稼動します。これは、ケミカルリサイクルプラントで使用済みボトルを原料モノマーまで分解し、再度製造されたPET樹脂でボトルを製造します。これまで、B to B(ボトル to ボトル)の実現を目指してPETボトルリサイクル推進協議会は支援活動をしてきたものです。
Q 具体的にはどのような工程を経て新しいボトルになるのですか?
A 食品用PETボトルを粉砕・洗浄し、原油由来のPET樹脂を製造するのと逆の反応で分解してPET樹脂の原料モノマーまで戻し(その工程で他素材や不純物を除去)、再度PET樹脂を製造します。あとは通常と同じ方法でボトル製造し、中身を充填します。
新原料リサイクル行程
回収されたPETボトル
→破砕
フレーク
化学反応→精製
DMT(テレフタル酸ジメチル)
→
TPA(テレフタル酸)
→重合
ボトル用PET樹脂
→
PETボトル
Q 今回のB to Bが実現するとどのように環境に貢献できるのですか?
A 帝人ファイバー(株)の方法では、中間段階のDMTまでの製造で比較すると、原油から作られるDMTに比べて、回収ボトルから作られるDMTの消費エネルギーは約70%、炭酸ガス排出量は約80%に抑制できます。
※詳しくは年次報告書2003年度版をご覧ください
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Vol.12PETボトルリサイクル推進協議会