6. 推進協議会単独の取り組み
情報提供・普及に向けて多様な取り組みを推進
PETボトルリサイクル推奨マークの運用
私たちの身の回りにある製品の中で、使用済みのPETボトルが25%以上使用されている製品にはPETボトルリサイクル推奨マーク(登録商標)がつけられています。消費者がこのマークを見てPETボトル再利用品を購入していただくことを目的としています。マーク取得の認定はPETボトル推進協議会が行い、1995年より運用を開始しています。
http://www.petbottle-rec.gr.jp
PETボトル再利用品
PETボトルリサイクル
推奨マーク
2007年度の認定件数は306件でした。PETボトル再利用品については、推進協議会が『PETボトル再利用品カタログ※』を作成し、写真入りで広く紹介しています。カタログはホームページでもご覧いただけます。
『PETボトル再利用品カタログ』をご希望の方およびお問い合わせは、推進協議会事務局までご連絡下さい。
TEL.03-3662-7591
FAX.03-5623-2885
再利用品カタログ
再利用品カタログ
図12 PETボトルリサイクル推奨マークの登録件数推移
(出所) PETボトルリサイクル推進協議会
自治体との交流会の開催
自治体と事業者の連携のための意見交換等を行うことを目的に「PETボトル3R連携研究会」を開催しました。具体的には5市区(川崎市、日野市、柏市、千代田区、中野区)と4回にわたって意見交換等を行いました。
  • PETボトルの3Rをめぐる「課題マップ」と重点テーマの絞込み
  • 集団回収や店頭・拠点回収など、PETボトルの多種多様な回収ルートの開拓
  • 事業系ボトルの課題や回収されたPETボトルのゆくえ
    (トレーサビリティ)
  • 柏市のリサイクルプラザの見学と環境教育・市民(消費者)啓発活動
柏市選別ライン見学
海外のリサイクル団体との協力
当協議会のメンバーは2007年9月に韓国を訪問し、日本におけるPETボトルリサイクルの現状等について国際シンポジウム「ISFR4th」にて講演しました。
また、あわせて社団法人韓国PET瓶資源循環協会や企業などを訪問し、韓国におけるPETボトルリサイクルの現状や、日本に先駆けて上市されている牛乳用PETボトルの現状等について調査を行いました。
韓国訪問にて
欧州PETボトルリサイクル技術調査
2007年12月欧州技術調査団を派遣し、国際会議POLYESTER 2007で「日本のリサイクル状況と最近の技術動向」に関する講演を行うとともに、欧州におけるリサイクル技術動向、回収システム動向、リターナブルボトルの市場動向と清涼飲料やミルクボトル等の市場調査を行いました。
POLYESTER 2007講演後質疑に答える
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●PETボトルリサイクル年次報告書