PETボトルリサイクル推進協議会とは
リサイクル事業推進を目的に、中身メーカーおよび容器・樹脂メーカーが設立

 推進協議会は1993年、右記の活動を実施していくことを目的に設立されました。PETボトルを利用する中身メーカー4団体と容器および樹脂メーカーの団体であるPETボトル協議会の計5団体で構成されています。
 これらの活動を円滑に進めるため、図18のように各種委員会を設置するなどして、現状に即した検討・対応を行っています。

PETボトルリサイクル推進協議会の主な活動
1. PETボトルのリサイクル事業の推進
2. PETボトルのリサイクルを推進するため、消費者も含めた幅広い広報活動
3. 市町村の分別収集への協力


広報、調査・研究、情報提供など多彩な活動を展開

広報調査委員会
NEW環境展(東京・大阪)、エコライフ・フェア、暮らしの包装商品展、エコプロダクツ展へ出展しました。
自治体への啓発・支援活動として、分別収集の協力をお願いするポスターの作成と広報誌『RING』12号および13号の発行を行い、配布しました。
瀬戸市など大型展示施設に各種展示グッズを提供しました。
ホームページのリニューアルを行いました。2003年のホームページ年間アクセス数は約27万件です。

再利用委員会
PETボトルのリサイクル推奨マーク認定製品を紹介する『再利用品カタログVol.6』を作成し、全国の市町村、関係省庁、関係団体へ配布しました。

リサイクル技術検討委員会
従来のBTB検討技術委員会と自主設計ガイドライン検討委員会を発展的に統合し、リサイクル技術全般を議論する委員会としてリサイクル技術検討委員会を発足しました。
化学分解法による再生品のボトルtoボトルの実用化を図るべく、ボトル成形を行い、代理汚染物質除去試験評価、衛生試験および中身メーカー各社にて官能試験を実施し、安全衛生性および官能性に問題ないことを確認しました。
着色ボトルに関して、国産品はほぼ廃止され、輸入品についても廃止するよう要請しています。

回収促進委員会
大都市の収集を把握するべく、東京23区の実態調査を行いました。
事業系回収量について、再商品化事業者(253社)へのアンケート調査を行い、事業系回収量の実態を確認しました。

容器包装リサイクル法検討委員会
2005年12月に10年を迎える容器包装リサイクル法の見直しの動きに対応して活動するべく、委員会を発足しました。

年次報告書委員会
年次報告の作成・発行、そのプレス発表について、従来はワーキンググループとして活動してきましたが、さらに充実させるため委員会に昇格させました。
2003年度版年次報告の発行とそのプレス発表を行いました。


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●PETボトルリサイクル年次報告書