このたび(2010年4月)、PETボトルリサイクル推進協議会およびPETボトル協議会の専務理事に就任いたしました。皆さまに一言ご挨拶申し上げたいと存じます。
使用済みPETボトルは、容器包装リサイクル法の下、市民の皆さまの分別排出と市町村の方々の分別収集、そして、事業者による再商品化という役割分担によって、おかげさまで世界に冠たる精度の高いリサイクルのシステムを構築することができました。 しかるに昨今、使用済みPETボトルの海外流出が増大し折角築き上げた国内のリサイクルインフラやシステムが崩壊するのではという懸念を有しております。 リサイクルの多くを海外に依存して安定化が図れるはずはなく、私どもは、皆さまのお力で資源化された使用済みPETボトルが国内で正確にリサイクルされ、資源としての有効活用とともにCO2削減の効果をも大事にしていきたいと考えております。 そのためには、価値観をひとつにして、皆さまとの連携を図っていく必要があります。ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。 |