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ＰＥＴボトルリサイクル推進協議会のリサイクル技術検討委員会では欧州技術調査団を派遣し、「ＰＥＴリターナブルボトルの実態」と「先進事例としてのスイスの高度なリサイクル状況」を主目的に「自動回収機やリサイクル技術」、「ミルクボトル用ＰＥＴボトル視察」などを含めて、欧州5カ国（ベルギー、ドイツ、フランス、スイス、イギリス）の研究所、団体、企業などを訪問、調査し非常に有意義でありました。
具体的にトピックスとしてＰＥＴリターナブルボトルに関して下記を訪問し、安全衛生性、使用実態および統計データなどについて意見交換を行い、欧州全体ではリターナブルボトルの使用は少なく、特にドイツでは、減少傾向にあることが分かりました。
1.安全衛生性についてはベルギーの研究所（ILUSI）
2.ＰＥＴボトルの使用実態についてはドイツのミネラルウォーターメーカーGerolsteiner社
3.欧州での包括的な統計的使用状況についてはドイツの調査会社Schonwald Consulting社
また、スイスの指定法人（ＰＥＴ−Recycling Schweiz）によるとスイスにおけるＰＥＴボトル（ワンウェイ容器）の回収率は2005年に約85％であり、環境負荷的、社会コスト的にも非常にうまくいっていました。その結果、ＰＥＴリターナブルボトルが使われなくなったとのことでした。
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