RING PETBOTTLE RECYCLING
リサイクル工場紹介
北海道ペットボトルリサイクル株式会社
藤田代表取締役 尾嵜工場長
藤田代表取締役 尾嵜工場長
■効率的なリサイクルで、運搬費用を削減
 平成11年に北海道ペットボトルリサイクル(株)(以下HPR)はエコタウン札幌事業の承認を受け稼動を始めました。この工場の一番の特徴は、原料のPETボトルのベール50%余りを札幌リサイクル団地内にある中沼資源選別センターから供給を受け、さらに製品化されたフレークを隣接するエコシート札幌(株)に空気輸送パイプで送りシート化するという、非常に効率的なリサイクルを行っているということです。リサイクルする上で一番コストがかかる運搬費用を抑えた理想的な形態をとっています。もう一つの特徴は、製造工程でターボウォッシャーというフレーク洗浄装置を導入している点です。
 札幌市は混合収集のため、立ち上げ当時は混入したガラスの処理に苦しみました。これを解決するため、受け入れ口に溝を作ってガラスを落とし、最終段階で再度ふるいにかけるというHPR内での工程に改良を加え、現在は高品質な製品を作っています。
 
輸送パイプ ターボウォッシャー
エコシート札幌(株)への輸送パイプ ターボウォッシャー装置
所在地:札幌市東区中沼町45-58(札幌市リサイクル団地内)
TEL 011-790-2345 FAX 011-790-2346
年間処理能力:10,000t
株式会社タッグ
宮野社長
宮野社長
■前段階で異物を選別処理
 さまざまな廃棄物のリサイクルで実績を築いてきた東北地方の3企業《トラスト企画(株)・(株)湯沢クリーンセンター・(有)ジーエスピー》が母体となって東北地方最大級のPETボトルリサイクル施設が平成12年より稼働しました。
 ここではPETボトル以外の異物を前段階でとることに重点を置き、一般的な再生処理工場よりも倍近くの人数を手選別にあて確実に分別しています。ラベルも通常粉砕後に外すのが主流ですが、前取りをしています。土地柄、農業関係の機械を活用しての独自の設備考案や、成型会社と共同での製品開発に積極的に取組み、フレークの用途拡大と販売先の確保を行っています。
株式会社タッグ社屋 前段階の手選別風景
前段階の手選別風景
所在地:宮城県桃生郡鳴瀬町川下字内響132-17
TEL 0225-86-1088 FAX 0225-86-1323
年間処理能力:8,000t
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