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平成11年に北海道ペットボトルリサイクル(株)(以下HPR)はエコタウン札幌事業の承認を受け稼動を始めました。この工場の一番の特徴は、原料のPETボトルのベール50%余りを札幌リサイクル団地内にある中沼資源選別センターから供給を受け、さらに製品化されたフレークを隣接するエコシート札幌(株)に空気輸送パイプで送りシート化するという、非常に効率的なリサイクルを行っているということです。リサイクルする上で一番コストがかかる運搬費用を抑えた理想的な形態をとっています。もう一つの特徴は、製造工程でターボウォッシャーというフレーク洗浄装置を導入している点です。
札幌市は混合収集のため、立ち上げ当時は混入したガラスの処理に苦しみました。これを解決するため、受け入れ口に溝を作ってガラスを落とし、最終段階で再度ふるいにかけるというHPR内での工程に改良を加え、現在は高品質な製品を作っています。 |
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