今回、スイスで行われた「POLYESTER2001」国際会議では、PETに関するあらゆることをテーマに発表されました。 PETボトルの需要は世界的に高い伸び率が予測されており、今後回収容器をボトルtoボトルに利用することは必須との共通した見解でした。その中で、リサイクル全般について発表した"PET BOTTLE CURRENT RECYCLING STATUS AND SCENARIO IN JAPAN(日本におけるPETボトルリサイクルの現状と今後の取組み)"は出席者の注目を集め、各国リサイクル事情が違う中、日本の取り組み状況を理解してもらう良い機会でした。
特に2004年には回収率が50%を超える目標であるということは会場に大きなインパクトを与えました。また、日本の家庭での分別排出の説明に対しても"mysterious" ,"unbelievable"という声が数多くあり、容器包装リサイクル法のもと、指定法人ルートに基づいて日本のPETボトルのリサイクルが極めてうまく機能していること、日本の消費者の分別排出に対するレベルの高さが理解されたことに対して、誇らしさを感じた国際会議でした。 |
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「POLYESTER2001」にて
日本の講演風景/2001年12月 |
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スイスで使われているPETボトル専用の回収箱 |
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