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■ごみの再資源化への取組み〜JR東日本〜 |
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PETボトルの手選別作業風景(品川駅) |
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PETボトル専用のリサイクル工場(品川駅)
ここでフレーク化(製品化)している |
JR東日本では、駅で収集されるごみの再資源化を積極的に実施し、使用済み切符はトイレットペーパーに、新聞紙はコピー用紙にリサイクルしています。また、微粉末にした新聞紙をポリエチレンと混合し、ごみ袋を開発しました。このごみ袋は駅での利用だけでなく、東京都をはじめ、多摩市や川崎市の指定ごみ袋にも採用されています。その他、PETボトル、スチール缶、アルミ缶、ビンも分別・リサイクルされています。
特にごみの発生量が多い首都圏では、上野、大宮、新木場にリサイクルセンターを設置しています。一日に15〜20トン発生する23区内の駅の缶・びん・PETボトルは、上野駅地下のリサイクルセンターで分別処理が行われています。中でもPETボトルの量が多くなってきたため、2001年10月に品川駅構内にPETボトル専用の設備を作り、上野駅で分別され運ばれてきたPETボトルは、ここでリサイクルされるようになりました。PETボトルはキャップやラベルを除去して粉砕、洗浄しフレークにリサイクルされます。このフレークは主に卵パックや書類ホルダーに生まれ変わります。
これらの施設はJR東日本のリサイクル関係の業務を担当している(株)東日本環境アクセスが管理・運営をしています。身近にありながら、普段は気づかないところでもPETボトルがしっかりとリサイクルされていて心強く感じました。
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