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事業者によるPETボトルリサイクル
家庭から分別排出され市町村が分別収集するPETボトル以外に、表10に示す諸ルートで、事業者自らが回収を行い、PETボトルのリサイクルを推進しています。
今回は、施設内で排出されたPETボトルを回収し、リサイクルを実施している日本中央競馬会(JRA)の取り組みを紹介します。
事業者によるPETボトルリサイクルの先進事例
日本中央競馬会(JRA)では、「競馬の開催時等に発生するごみのリサイクル」を推進しています。その中でも、中山競馬場は2004年度から、東京競馬場では2006年度から回収されたPETボトルのリサイクルを開始しました。
競馬場内で飲用されたPETボトルは分別回収し、処理施設や紡績工場を経て、競走馬のゼッケンや競馬場内の清掃係員・ガードマンの制服に再生利用されています。 |
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● | 場内回収PETボトルの再資源化による再生品を使用 |
 競走馬用ゼッケン |
類型 |
業種等 | 業種の主な例 |
自動販売機脇回収型 |
飲料販売事業者 |
飲料ボトラー、飲料自動販売機オペレーション事業者等 |
自社排出型 |
事業者 |
工場、オフィス等全ての事業者 |
拠点回収型 |
チェーンストア |
スーパーマーケット、コンビニエンスストア、生活協同組合等 |
利用者持込型 |
交通機関 |
鉄道(駅含む)、空港、高速サービスエリア、バス、フェリー等の海運業 |
レジャー施設 |
スポーツ観戦施設、映画館、遊園地等のレジャー施設 |
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