5. Recycle(リサイクル)
PETボトル再商品化の流れ
指定PETボトル自主設計ガイドラインの作成と実行
清涼飲料、特定調味料、酒類等に使用するPETボトルについてリサイクルがしやすいボトルにするために1992年の「指定PETボトル自主設計ガイドライン」を作成した後、1995年および2001年に改定し、環境配慮設計の実現に努めてきました。このことが再商品化製品の用途拡大と品質の向上につながりました。例えば、着色ボトル、ベースカップおよびアルミキャップの廃止などです。
使用済みPETボトルの再商品化の流れ
PETボトルは2つのルートでリサイクルされています。ひとつは集めたPETボトルを飲料・食品用PETボトル以外の製品に再生するマテリアルリサイクルというルートです。
衣料品、包装容器、建築資材など様々な製品に生まれ変わっています。
もうひとつは、PETボトルとして再利用するボトルtoボトルです。ボトルtoボトルは洗浄したフレーク(ボトル裁断品)を化学分解し、PET樹脂原料(テレフタル酸など)に戻した後、重合してもう一度PET樹脂を製造し、飲料・食品用ボトルに再利用します。
分別排出についての啓発活動を推進
市町村および消費者(団体)に分別排出についての啓発活動を行っています。
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図12 PETボトル再商品化の流れ
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●PETボトルリサイクル年次報告書