PETボトルリサイクル推進協議会 広報誌 RING Vol.38

PETボトルユーザーの取り組み

PETボトルを使う各飲料メーカーも資源循環へ向けた取り組みを強化しています。

再生PET樹脂はさまざまに再商品化!

PETボトルリサイクル推進協議会 調べ
※国内利用推定量334.2千トンに対し、
用途別利用調査量は276.4千トンで
カバー率は82.7%です。
※端数処理のため、数値が合わない場合があります。

年々着実に増加しています!!

出典:PETボトルリサイクル推進協議会調べ

わたしたちはPETボトル資源循環に取り組んでます!

アサヒ飲料

豊かな自然を守り、育み、次の世代へと引き継ぐこと、アサヒ飲料は、2030年までにプラスチック製容器包装の全重量の60%にリサイクル PET、植物由来の環境配慮素材などを使用すること、プラスチック製容器包装の重量削減すること、プラスチック以外の容器や新しい環境配慮素材の研究開発することの3つの目標を定めて推進しています。

伊藤園

これまでにボトル本体やラベル、キャップの軽量化によるプラスチック原料使用抑制に取り組んできました。加えて、使用済みのPETボトルを「資源」として有効利用していくため、2030年を目処に「お~いお茶」ブランドで使用するすべてのPETボトルを『100%リサイクルPETボトル』に切り替えることを目指し、昨年6月より順次切り替えを開始しています。

キリンビバレッジ

キリングループが掲げる「2027年までに日本国内におけるPET樹脂使用量の50%をリサイクル樹脂に」を含む「キリングループプラスチックポリシー」のもと、キリンビバレッジでは、再生PET樹脂を100%使用した“R100ベットボトルを2019年6月中旬より「キリン生茶デカフェ」に採用しています。「キリン午後の紅茶おいしい無糖」の一部でも再生PET樹脂を使ったPETボトルを使用しています。

コカ・コーラ

コカ・コーラシステムでは、国内独自の環境目標「容器の2030年ビジョン」を設定し「World Without Waste(廃棄物ゼロ社会)」の実現を目指した活動に取り組んでいます。現在までに、セブン&アイ・ホールディングスとの共同企画商品「一(はじめ)緑茶」や「い・ろ・は・す 天然水」に、100%リサイクル素材のPETボトルを使用しています。

サントリーグループ

サントリーグループでは、2030年までにPETボトルの100%サステナプル化を目指しています。2011年には国内初のボトルtoボトルのリサイクルシステムを開発。2018年には「FtoPダイレクトリサイクル技術」を協栄産業(株)と共同開発し、石油由来のPETボトルと比較して約60%のCO2削減を可能にしました。2030年の目標に向けて、環境負荷の少ないPETボトルの製造をさらに推進してまいります。

私たちにできること

株式会社クレアン 薗田綾子さん

株式会社クレアン
薗田綾子さん

ボトルtoボトルを進めるためにPETボトルがごみではなく資源であることを伝えていくことが大切。業界団体としてサーキュラ―エコノミー社会への変革に「つくる責任」として取り組んでほしいです。

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