PETボトルリサイクル推進協議会 広報誌 RING Vol.34

PETボトルQ&A

PETボトルへの直接印刷はなぜしないのですか?

 

PETボトルは飲料などの容器として使用した後、資源有効利用・資源循環のため、分別収集し、できるだけ無色透明で未使用樹脂に近い原料としてリサイクル製品に再利用されています。通常のPETボトルの再商品化設備には印刷インキを除去する工程がないので、印刷インキがリサイクル製品に残ることが懸念されるため、PETボトル本体への直接印刷を禁止しています。
当推進協議会は、PETボトルのリサイクルを推進するためにPETボトル自主設計ガイドラインを定め、「ボトル本体への直接印刷は行わない(賞味期限・製造所固有記号・ロット印字等の微細な表示は除く)」など、基準を設けています。印刷はラベルに付し、ボトル本体の識別表示マークも印刷ではなく刻印で対応しています。

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