RING PETBOTTLE RECYCLING

再生樹脂利用事業者紹介

PETボトル再利材料を使ったエコロジー商品
「ジムニーケア」「ドラフィックスケア」

ゼブラ株式会社
〒162-8562 東京都新宿区東五軒町2-9
TEL 03-3268-1181
FAX 03-3268-1260

画像:ドラフィックスケア(写真上) SK-シャーボケア+1(下)

ドラフィックスケア(写真上) SK-シャーボケア+1(下)

環境配慮型商品として開発時の思いは
「CARE」の中に受け継がれている

 ボールペン・シャープペン・マーカーなど各種筆記具を開発、販売しているゼブラ株式会社。創業は1897年3月8日。創業者石川徳松がアフリカの原野に群生し、常に一致協力して生活を守り続けている縞馬を見て、全社員が堅く団結し、文化の向上、発展に欠かせない筆記具の製造に邁進することを願って、商標を縞馬に定めたのは1914年のことでした。
 PETボトル再利用品を発売したのは1997年。当時は再生樹脂を使った商品の開発は、今ほど積極的に取り組まれてはいませんでしたが、容器包装リサイクル法やグリーン購入法の枠組みが徐々にできつつあり、環境配慮型商品に注目が集まり始めた時期でした。限りある資源をわが社でも有効活用していきたいという考えのもと、「エコロジー商品」の開発に至りました。PETボトル再利用材料を選んだ理由は巷に溢れそうな材料で、容リ法が施行されることで回収も進んでいくという考えから。もともとバージンPETボトル材をキャップに使用した商品を生産していたこともあり、技術面には自信がありました。しかしながら、黄ばみや白濁の発生、寸法が出ないなどバージン材とは勝手が違う面も。樹脂の品質の見直し、除湿乾燥機の導入など、様々な試行錯誤を経て発売された商品は、ゼブラ株式会社のエコロジー商品の象徴である「CARE FOR NATURE」のキャッチコピーと共に商品名にも環境に配慮する「CARE」を取り入れ、「ジムニーケア」と名付けられました。発売後にPETボトルリサイクル推奨マークを取得。「身近なPETボトル商品が身近であるボールペンになることはインパクトがあるようで、説明してお客様が感動している様子を見ると、PETボトル再利用材料を使ってよかったなと思います。」と南方氏。現在は「SK-シャーボケア+1」と「ドラフィックスケア」の2種類を販売。開発時の思いは「CARE」の中にしっかり受け継がれています。

大規模建築物排出優良事業者 新宿区第1号

 ゼブラ株式会社では「ごみはなるべく出さずに、リサイクル率を上げる」ことをコンセプトに環境活動を行っています。象徴的な活動は、個人ごみ箱をなくしてワンフロアに集中ごみ箱を設置したこと。現在、本社から出されるごみの再生率は90%を超えるまでになっています。これらの取り組みでゼブラ株式会社は2010年12月、新宿区に670社ある事業用大規模建築物の排出優良事業者第1号として認定され、2013年2月には新宿区のごみ減量とリサイクル推進に努めた大規模事業者として感謝状が贈られています。「環境活動は総務部がけん引して取り組んできましたが、CSR推進本部ができ、連携しながら対外的にもアピールできるよう今後も活動していきます。」と村上氏です。

管理本部 総務部 部長 村上 多俊
商品開発部 商品仕様課 南方 良章
商品開発部 商品企画課 小野 陽祐

画像:PETボトル協議会が2012年9月~2013年3月末までに、新たに「PETボトルリサイクル推奨マーク」の使用を認定した再商品化製品のご紹介。

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