RING PETBOTTLE RECYCLING

再生樹脂利用事業者紹介

「変わることのない価値」を世代や国を越えて提供し続ける

カルピス株式会社
本社 〒150 -0022 東京都渋谷区恵比寿南2-4-1
TEL : 03 -5721-3111(代)
群馬工場 〒374-0072 群馬県館林市大新田町166
TEL : 0276 -73 -5111

画像:Welch’s(ウェルチ) 800g PETボトルシリーズ

Welch’s(ウェルチ) 800g PETボトルシリーズ

「Welch’s」(ウェルチ)ブランドに再生ラベルを積極的に導入

大正期に創業したカルピス株式会社。創業者の三島海雲は内モンゴルの地で酸乳と出会い、乳酸菌こそおいしさと健康の源だと確信。乳酸菌を活用したロングセラー飲料「カルピス」の開発に取り組み、今に至っています。
2009年3月より、同社の主要ブランドのひとつ「Welch’s」(ウェルチ)800g PETボトルシリーズの商品ラベルには、PETボトル再利用材料が使われています。PETボトル再利用材料を使用したラベルは皺が寄りやすく、規格通りのラベルが安定して生産できるようになるまで、 工場で試行錯誤を繰り返しました。ラベルの薄肉化などさらなる挑戦も視野に入れている様子。PETボトル再利用材料をラベルとして採用している事例はまだ少なく、カルピス社の積極的な姿勢がうかがえます。
「PETボトル再利用材料を使っている製品が当社以外にもさらに増え、ますますPETボトルリサイクル推奨マークが消費者に認知されることで『ウェルチも使っているんだ。』という認識がされるようになってどんどん広がっていけばありがたいと思います。」と商品開発を担当する河口氏。
現在再生ラベルは「Welch’s」800g PETボトルシリーズのグレープ、ピンクグレープ、オレンジ、アップルの4品種と年数回の期間限定品で展開しており、2010年度のPETボトル再利用品カタログでも紹介されました。さらなる拡がりに関してはまだ未定とのことですが、すこやかな飲料のメーカーらしく、再生ラベルなど環境に配慮した動きは今後も重視していくとのことでした。

画像:[Welch’s(ウェルチ) の製造ライン

[Welch’s(ウェルチ) の製造ライン

画像:工場内を見学しながら説明を聞くRING編集委員

工場内を見学しながら説明を聞くRING編集委員

画像:写真左より 大高氏、大石氏、白柳氏

写真左より 大高氏、大石氏、白柳氏

「おいしくて健康的な飲み物」の会社だから

カルピス社は目に見える環境保全活動を推進するため、国際規格ISO14001の統合認証を取得しました。群馬工場では社員の発案による手作りビオトープでのクロメダカ(絶滅危惧種)育成と近隣の学校への寄贈、市の呼びかけに応じて4年前から取り組む“緑のカーテン”事業(4年連続市長賞受賞)など、地域社会へ貢献するため地道な活動に取り組んでいます。
美味しいこと、カラダに良いこと、安心感のあること。三島海雲の言葉である「変わることのない価値」を、世代や国を越えて提供し続けるため、同社は環境活動においてもさまざまな取り組みを進めています。

群馬工場長 白柳 覚
群馬工場 次長 大高 謙司
広報・CSR部統括マネージャー 大石 芳弘
飲料事業部 商品開発グループ アシスタントマネージャー 河口 文彦
品質保証・環境部 環境グループアシスタントマネージャー 佐藤 幸一

画像:写真左より 佐藤氏、河口氏

写真左より 佐藤氏、河口氏

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