RING PETBOTTLE RECYCLING

再商品化事業者紹介

株式会社イワフチ

〒849-0505 佐賀県杵島郡江北町大字下小田3305-1
TEL. 0952-86-5433 FAX. 0952-86-5436

画像:事業を支えるのは、地域のみなさまへの感謝の想い

画像:本社工場に集められたPETボトルのベール品

本社工場に集められたPETボトルのベール品

地域とのコミュニケーションがまず第一

「地域の方々の協力がないとこの仕事はできません。」そう語るのは、株式会社イワフチ代表取締役の岩渕氏。同社では、PETボトル、古紙、廃プラスチック等の再生処理を手掛ける、総合リサイクル事業者として、さまざまな事業を通じたつながりの中で環境活動を行い、地域とのコミュニケーションをまず第一に考えています。携帯電話ショップのような異業種参入も、そうした取り組みの一つ。地域に愛される処理事業者を心がけています。

同社の資源化事業の中でも、PETボトルの取り扱いはかなり苦労した様子。いろいろと失敗をしながら、処理ラインの改善を繰り返してきました。その特徴は、「必ずラベルをはがしてから破砕、洗浄する」こと。手選別できれいなものを選り分け、ラベルやシールの付いたものは、手ではがして、再度ラインに流し、きれいな状態のものだけを破砕機へ運んでいます。そうすることで、少しでも資源として再生できる量を増やすよう努めています。

画像:[写真左]吉岡氏 [写真右]岩渕氏

[写真左]吉岡氏
[写真右]岩渕氏

入札制度への希望

PETボトルの入札には毎年頭を悩ませています。「過去には落札量が0の年もあり、いろいろ厳しいかったです。入札は価格だけではなく、安全の担保やISO認証取得の有無などの総合評価点方式で選んで欲しいですね。」と岩渕氏です。

リサイクル事業は、地域住民のご理解とご協力から

同社では、系列の啓発施設「西日本広域リサイクルプラザ」で環境学習を行っています。来場者は年間1,000名以上。小学校のほか、婦人会、自治会などさまざまな見学者を受け入れています。「環境に興味を持った子ども達から、『大きくなったらここで働きたい』と言ってくれたのが一番嬉しかったですね。」と、吉岡所長です。
「まだまだ社会的に理解を得られてない面があるリサイクル業界。それでもここまで来られたのは、みなさまのご理解とご協力のおかげです。」と岩渕氏。厳しい景気の中で、安定した事業展開ができるのは、地域住民の理解と、それに対する感謝の想いがあるからです。

代表取締役 岩渕 慶太
西日本広域リサイクルプラザ 所長 吉岡 広樹

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