RING PETBOTTLE RECYCLING
INFORMATION
リサイクルの技術を「愛・地球博」から世界に発信!!
予定入場者数を大きく突破し、大好評のうちに閉幕した愛知万博。
2005年日本国際博覧会(愛知万博レポート) ごみの分類は出展パビリオン、食堂、レストラン、売店などは17分類、来場者は9分類の分別をお願いしています。17分類は、過去の名古屋市の実績などを調べてどれだけ分類すればよいのかを決めました。集められたごみはいったんサブストックヤードに運び、さらにメインストックヤードで選別、圧縮されて各リサイクル工場へ搬入されます。運搬は日本通運にお願いしています。すべてのごみに対して、その発生から収集、運搬、処理まで、フロー図を作成し管理しています。最初は外国人の方も分別の多さに驚いていましたが、よく説明して理解をいただいています。
「混ぜればごみ、分ければ資源」
 会場でのごみ発生量は230g/人です。(一番多いのは燃えるごみ。次いで生ごみ。)グローバルループに設置されたごみ箱に「混ぜればごみ、分ければ資源」というパネルを設置し、捨てたごみが何に生まれ変わっているのかをアナウンスして来場者への啓発を行っています。ごみ箱の周りには説明員をおいて、ごみの捨て方を来場者に説明しています。分別排出はキチンとルール通り行われています。
 PETボトルのリサイクルは中京荷役にお願いしています。以前、ボトルにびんが混ざっていたことでご迷惑をかけましたので、その経験から検査方法を見直しました。ベルトコンベアのスピードを調整して、異物除去、飲み残しの除去を徹底させました。
 外国館の事務局の方に「PETボトルは石油からつくるとなったら、大資本の設備が必要で、電気も、お金もかかる。でも、使用済みPETボトルから繊維を作るのは、小さな企業でもできることです。この技術を母国に持ってかえってください。」とお話をしています。日本にある環境の技術・ノウハウを伝えることができれば、その国の環境、そして産業の発展に寄与していくことができると思っています。
 この万博を機会に各国のリサイクルの輪がさらに広がればと願っています。
財団法人2005年日本国際博覧会協会

観客サービス室 担当課長 松本 繁 氏
PETボトルリサイクル推進協議会 緊急ニュースレター発信
詳しくは当協議会ホームページをご覧ください。
環境省廃棄物・リサイクル対策部長より 都道府県知事などへの通知文書
NEW環境展2005(東京ビッグサイト)
今年もPETボトルリサイクル推進協議会はNEW環境展に参加。2005年5月24〜27日の4日間 来場者が15万3千人を超え、出展社数とも過去最大の規模で開催されました。
NEW環境展2005(東京ビッグサイト)
産業界からも高い評価を受けた「ボトルtoボトル」
産業界からも高い評価を受けた「ボトルtoボトル」帝人ファイバー株式会社の“『新原料リサイクル技術』によるPETボトルリサイクル(ボトルtoボトル)”が日刊工業新聞主催の日本産業技術大賞で内閣総理大臣賞を受賞しました。
高齢者にも使い勝手が良いように、2l飲料ボトルにもPETボトルのリサイクル品の把手を採用いたしました。(PETボトルリサイクル推奨マーク認定品)
PETボトル協議会は05年3月〜8月末までに新たに14社17品目の再商品化製品を「PETボトルリサイクル推奨マーク」認定いたしました。
 PETボトルリサイクル推進協議会では、PETボトルリサイクルについて、より広くご理解いただくために各種PR物をご用意しています。イベントや展示会などの際にぜひご活用ください。
  ご用命の際は、PETボトルリサイクル推進協議会事務局までお気軽にお問い合わせください。
編集後記
 今号は、2005年に50周年を迎えた全清飲の平本会長と当協議会和田会長との対談をお届けします。安心・安全、健康にいい飲料を消費者に提供する全清飲と、自主設計ガイドラインのもと、利便性ある、リサイクルしやすいPETボトルの技術開発をする当協議会のチームプレイが消費者に支持されているのです。ご一読ください。
 また、環境保全をテーマにして、好評の内に閉幕した「愛・地球博」でのPETボトルリサイクルの状況もレポートしています。ご意見、ご感想をお聞かせください。(H)
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Vol.16PETボトルリサイクル推進協議会