8 有効利用

2030年度までにPETボトルの100%有効利用を目指す
2022年度指定PETボトルの有効利用率 98.8%

有効利用率の算出

有効利用とは、使用済みPETボトルをリサイクルおよび熱回収も含め再資源として利用することです。有効利用率は、次の式で表されます。

2022年度のリサイクル量は506千トンでした。リサイクルされなかった量は合計76千トンでその内訳は、リサイクル工程で発生する残渣が44千トン、残りの32千トンは可燃ごみ・不燃ごみとして排出された量として計算します。

残渣で熱回収された量は39千トン(海外分は含まず)、可燃ごみ・不燃ごみで熱回収された量は環境省の可燃ごみの有効利用率94%を使用し、31千トン、計70千トンを熱回収量と推定しました。

その結果、2022年度の指定PETボトルの有効利用率は、98.8%になりました。残りは、概ね単純焼却や埋め立て処理されています。

図13.有効利用率の算出(概略図)

有効利用率の算出(概略図)

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