9 環境配慮設計

プラ新法に対応、自主設計ガイドラインのさらなる充実

プラスチックの資源循環を目的に、2022年4月1日から「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律(プラ新法)」が施行されました。この法律の中で、プラスチック使用製品設計指針が定められ、製造事業者が取り組むべき事項や配慮するべき事項が示されました。

推進協議会は、すでに30年以上前より「再生利用が容易な製品の設計」として「指定PETボトルの自主設計ガイドライン」を制定、運用してきました。

この自主設計ガイドラインにより、PETボトル本体は単一素材で、着色などを禁止した無色透明なものであることから、リサイクル性に優れています。日本においてPETボトルのリサイクル率が高く、様々な用途に再利用されているのは、この自主設計ガイドラインの成果です。

ボトルtoボトルやラベルレス化などの業界の取り組みに連動して、環境配慮設計の指針としてさらなる充実を図るため、時代に即した自主設計ガイドラインの見直しを行っています。

PETボトル自主設計ガイドライン(1992年制定)

PETボトル自主設計ガイドライン(1992年制定)

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