3 Reduce(リデュース)

PETボトル軽量化の推進
2020年度 指定PETボトルの軽量化率は25.3%

軽量化率算出方法

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2020年度指定PETボトル・主要17種軽量化実績

推進協議会による3R推進のための自主行動計画2020において、「指定PETボトル全体で25%の軽量化(2004年度比)」を目標に設定しています。2020年度は全体で25.3%の軽量化となり目標を達成しました。

個別では、対象容器の主要17種のうち7種※1で前年度より軽量化が進み、また9種※2で、2020年度軽量化目標値を達成しました(図1)。

今後も、さらなる軽量化に向けて努力を続けていきます。

図1. 指定PETボトル・主要17種の軽量化目標と実績(2020年度)

指定PETボトル・主要17種の軽量化目標と実績(2020年度)

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軽量化事例

PETボトルは、容器としての需要の広がりにともない、成形技術・充填技術の進展などにより、近年目覚ましい軽量化が実施されました。

軽量化事例

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環境負荷増大の抑制

2020年度の清涼飲料用PETボトルの出荷本数は、217億本となり、3R推進のための自主行動計画を定めて取り組みを開始した2004年比で1.47倍になっています。また、その原油採掘からボトル製造・供給に至る環境負荷の指針としてのCO2排出量は、1,992千トンと同0.95倍でした(表3)。

PETボトルは、需要の伸びにともない出荷本数を増加させてきましたが、出荷本数の増大に比べCO2排出量は抑制されています。これは、ボトルの軽量化をはじめとする省資源・省エネルギーの取り組みの効果が表れたものと考えます(図2)。

表3. 2020年度と基準年度(2004年度)との環境負荷(CO2排出量)比較

2020年度と基準年度(2004年度)との環境負荷(CO2排出量)比較

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図2. 清涼飲料用PETボトルの出荷本数と、その環境負荷(CO2排出量)の推移

清涼飲料用PETボトルの出荷本数と、その環境負荷(CO2排出量)の推移

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