8 推進協議会の取り組み

(3)情報発信・普及啓発に向けての多様な取り組みを推進

「PETボトルリサイクル年次報告書2019」発刊にともなう記者説明会の開催

「PETボトルリサイクル年次報告書2019」の発行に合わせ、東海大学校友会館(東京都千代田区、霞が関ビル)にて記者説明会を開催しました。PETボトルリサイクルに対する注目の高まりを背景に、27社31名のメディア関係者が出席。PETボトルリサイクルの現状や課題、推進協議会が掲げる「3R推進に向けた自主行動計画」の活動状況や今後の展望などについて報告を行いました。

「エコプロ2019」への出展

アジアを代表する環境の総合展示会「エコプロ2019」に出展し、来場者に対して推進協議会の取り組みをアピールしました。

21回目を迎えた今回は、「持続可能な社会の実現に向けて」をテーマに、12月5日~7日の3日間、東京ビッグサイトで開催されました。企業や行政機関など515社・団体が出展、来場者数は約14万8千人を数え、うち環境学習を目的とした小中学生も約1万4千人が訪れました。推進協議会は、日本容器包装リサイクル協会ブースにてパネル展示し、ビジネスパーソンから小中高生など幅広い層の来場者があり、展示内容について高い関心をもっていただきました。

広報誌「RING」の発行

2019年度も、広報誌「RING」の発行を継続して実施しました。「RING」では有識者へのインタビューの他、資源循環型社会形成を目指す自治体の取り組みや、再商品化事業者紹介、会員企業の取り組みなど、さまざまな角度からPETボトルに関する情報を発信しています。

2020年6月に発行のVol.38では、「PETボトル資源循環へ一人ひとりができること」をテーマに、推進協議会の秋野氏、日本容器包装リサイクル協会の前川氏、全国清涼飲料連合会の河野氏へのインタビューを掲載するほか、京都府舞鶴市や群馬県大泉町、再生樹脂利用事業者紹介としてユニリーバ・ジャパンの環境への取り組みなどを紹介しています。

ホームページの充実と啓発ツールの提供

2019年度の推進協議会ホームページはアクセス数向上に向け、機能面(スマホ対応)とコンテンツ(タイムリーな情報発信)の見直し・拡充を図り、アクセス数は2018年比で14万件プラスの98万件となりました。

また、全国の自治体などに対する「だいすきPETボトル」は、最新の改訂版をPDFファイルでホームページに公開、ポスターや啓発動画「クイズで学ぼう!! PETボトルリサイクル」など啓発ツールの提供を通し、3R活動の啓発を行っています。

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