市町村が分別収集した使用済みPETボトルのうち、2018年度の公益財団法人日本容器包装リサイクル協会(以下、指定法人)への引き渡し量は211千トンとなりました。
指定法人への円滑な引き渡しが実施され、前年度より12.7千トン増加しました(図6)。
一方、指定法人ルート外の独自処理量は90千トンで、前年度より1.5千トン増加しました。独自処理比率は29.9%(前年度比-1.0ポイント)です。
図7に使用済みPETボトルの「フレーク状のもの」と「ベール(ボトルプレス)品」の形態別輸出量の推移を示しました。
使用済みPETボトルの「フレーク状のもの」と「ベール品」の輸出量の合計は、減少傾向にあり、2017年度の237千トンに対し、2018年度は211千トン(前年度比89%)にて前年度より26千トン減でした。
形態別では、「フレーク状のもの」の輸出量は低下していますが、「ベール品」は増加傾向にあります(主な輸出国についてはP9「(5)中国および東南アジアの動向」表5、6を参照)。