回収されたPETボトルが、国内で具体的に何にどれだけ再利用されているかを、2008年より継続して調査しています。各用途別の調査量を、PETボトル(BtoB)、シート、繊維、成形品、その他の製品形態群でくくり、2017年度の利用量とともに表3に示しました。
2017年度調査では、BtoBによる指定PETボトルへの利用が61.3千トンと、前年度比で3.8千トンの利用増となり、6.7%伸びました。循環型リサイクルであるPETボトル用途へのさらなる伸長が見込まれます。
シート用途でも食品用トレイが牽引して117.5千トンと対前年度比で7.1千トン増加し、6.4%伸びました。
繊維用途の利用量は63.3千トンと、対前年比で2.5千トンの減少、3.8%低下となりました。しかし、引き続きPETボトル、シートとともに再生PET樹脂の主要な用途となっています。
(単位:千トン)

※ 端数処理のため、数値が合わない場合があります。
PETボトルリサイクル推進協議会 調べ
※ 国内利用推定量297.6千トンに対し、用途別利用調査量は249.0千トンでカバー率は83.7%です。
※ 端数処理のため、数値が合わない場合があります。