6.推進協議会の取り組み

(1)情報提供・普及啓発に向けての多様な取り組みを推進

「エコプロダクツ2015」への出展

 日本最大級の環境展示会である「エコプロダクツ2015」に出展しました。2015年度は702社・団体が出展し、3日間で約16万9千人(前年度比約8千人増。子ども団体は135校・38団体、約1万5千人)が来場しました。推進協議会ブースにも多くの来場者があり、種々の取り組みを紹介しました。

画像:「PETボトル再利用品カタログ」2016年度版 vol.14)

「エコプロダクツ2015」の模様(2015年12月10~12日)

広報誌「RING」の発行

 広報誌「RING」は2013年度から年1回の発行となり、新たにメールニュースを年4回配信しておりますが、2015年度も継続し、前年同様、よりスピーディーな情報提供を行いました。
 「RING」Vol.34では、特集記事で3R推進団体連絡会久保幹事長、幸幹事と「第3次自主行動計画について」座談会を行いました。また、「資源循環型社会形成を目指して」をテーマに神奈川県横浜市、宮城県仙台市の取り組みを、再商品化事業者としてウツミリサイクルシステムズ(株)、(株)タッグを、再生樹脂利用事業者としてリンテック(株)を、さらに会員企業訪問としてキッコーマン(株)を紹介しました。

画像:リーフレット「PETボトルリサイクル推奨マーク認定商品登録のご案内」

「RING」Vol.34(7月発行)

「CAN-ART Festival 2015」への出展

 会員会社である北海製罐(株)主催の「CAN-ART Festival2015」に推進協議会の取り組みとして、協力出展しました。

画像:リーフレット「PETボトルリサイクル推奨マーク認定商品登録のご案内」

「CAN-ART Festival 2015」の模様 (2015年9月19~21日)

「PETボトルリサイクル年次報告書2015」
発行にともなう記者説明会の開催

 経団連会館にて、29社30名の記者出席のもと、年次の活動に関する記者説明会を開催しました。

画像:リーフレット「PETボトルリサイクル推奨マーク認定商品登録のご案内」

「PETボトルリサイクル年次報告書」の記者説明会 (2015年11月25日)

啓発ツールの提供

 小学生環境教育用啓発動画「クイズで学ぼう!! PETボトルリサイクル」を改訂更新しました。小冊子「だいすきPETボトル」、ポスターや再利用品などと併せて、全国のリサイクルプラザなどに提供しています。

画像:「知ってほしいペットボトルのこと」

「クイズで学ぼう!! PETボトルリサイクル」

画像:「だいすきPETボトル」

「だいすきPETボトル」

推進協議会ホームページのスマホ利用者にも対応

▲ スマートフォン向け TOPページ

 PETボトルのリサイクル推進に関して、幅広く情報共有を図るため、スマートフォン利用者へもスマートフォン専用画面にて対応しています。
 従来のパソコン向けの発信に加え、スマートフォン向けにも情報発信を行うことで、PETボトルリサイクルの輪が広がり、さらなる循環型社会形成の一助にしていきたいと思います。

メールニュースを継続配信

 2013年8月に配信を開始した推進協議会の「PETボトルリサイクルメールニュース RING」は、四半期ごとの配信を継続しています。
 メールニュースはPETボトルリサイクル関連の情報や推進協議会の活動を「新着情報」「イベントセミナーなどのお知らせ」「お役立ち情報」に分けて編集し、推進協議会ホームページの記事にリンクする方式を採っています。
 2016年3月時点の配信先は、国・市町村、有識者、市民団体、リサイクル関係者、会員企業など各方面の希望者約1,500件です。

PETボトル・プラスチック容器包装リサイクル
市民・自治体・事業者の意見交換会の実施

 市民・自治体・事業者の意見交換会を昨年に続いてプラスチック容器包装リサイクル推進協議会と共催しました。開催各地の市民グループ、関係省庁・自治体、特定事業者、リサイクル事業者など多数の方々に参加いただき、PETボトル・プラスチック製容器包装を中心に容器包装3Rについて活発な意見交換を行いました。

画像:リーフレット「PETボトルリサイクル推奨マーク認定商品登録のご案内」

容器包装リサイクル制度合同会合へ意見提出

 容器包装リサイクル制度の見直し合同会合は、2013年9月に始まり、2016年5月に終了しました。容器包装リサイクル法は、2000年の完全施行から15年が経過し、その点検の中で、「法の目的に照らし一定の成果があった」と認識され、法改正につながる課題は見当たりませんでした。個々の課題として、取り組みの深化、改善を目指してとりまとめに向けた議論がなされました。その中で、P E Tボトルリサイクル推進協議会会長が委員として参加し、PETボトルに関しては「店頭回収」、「国内循環」について、その他「合理化拠出金のあり方」、「関係者の情報共有」、「プラ再商品化手法」、「分別収集・選別保管」について発言を行いました。

 2016年4月に約1か月間のパブリックコメントの募集があり、1,048件もの意見が寄せられました。
 PETボトルリサイクル推進協議会名でPETボトルに関連して、以下の意見を提出しました。

 また、3R推進団体連絡会の4件のほか、会員団体からは、「海洋ごみ問題」、「自治体費用の透明化」、「製品プラスチックの取り扱い」、「選別工程の一体化」など、報告書(案)の内容全般にわたって、全国清涼飲料工業会、酒類PETボトルリサイクル連絡会およびPETボトル協議会から、合わせて26件、会員企業からも多数の意見を提出しました。

 5月31日の第18回合同会合では、「容器包装リサイクル制度の施行状況の評価・検討に関する報告書」がとりまとめられました。さらに、「容器包装リサイクル制度の施行状況の評価・検討に関する報告書に基づく今後の対応の全体像について」と題し、今後の検討方向が事務局より示されました。

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