7.推進協議会の取り組み

(1)情報提供・普及啓発に向けての多様な取り組みを推進

「エコプロダクツ2013」への出展

日本最大の環境展示会である「エコプロダクツ2013」に出展しました。展示会開催の3日間で約16万9千人の来場者があり(その内、小中高生は約2万人)、多くの方々に推進協議会の取り組みを紹介しました。

画像:「エコプロダクツ2013」の模様(2013年12月12~14日)

「エコプロダクツ2013」の模様(2013年12月12~14日)

広報誌「RING」の発行

広報誌「RING」は2013年度から年1回の発行とし、新たにメールニュースを年4回配信することで、よりスピーディーな情報提供を行いました。
「RING」Vol.32では、特集記事で常葉大学社会環境学部教授の杉山涼子氏と「PETボトルリサイクルの現状と課題」について対談を行いました。また、「資源循環型社会形成を目指して」をテーマに埼玉県川越市、千葉県船橋市の取り組みを、「水平循環型リサイクルの取り組み」として、ペットリファインテクノロジー(株)(ケミカルリサイクル)、サントリービジネスエキスパート(株)(メカニカルリサイクル ボトルtoボトル)を、再商品化製品利用事業者としてクリーンテックス・ジャパン(株)他2社を、シート地にPETボトル再生地を全車両に導入し、「PETボトルリサイクル推奨マーク」を車内に大きく掲示している京浜急行電鉄バスグループを、さらに会員企業のヤマサ醤油(株)の活動を紹介しました。

画像:「RING」Vol.32(2014年4月発行)

「RING」Vol.32
(2014年4月発行)

「CAN-ART Festival 2013」への出展

会員会社である北海製罐(株)主催の「CAN-ART Festival 2013」に推進協議会の取り組みとして、協力出展しました。

画像:「CAN-ART Festival 2013」の模様(2011年9月23~25日)

「CAN-ART Festival 2013」の模様(2013年9月21~23日)
写真手前はCAN-ART FestivalのPETボトルと空き缶で作られたオブジェ

「PETボトルリサイクル年次報告書2013」発行にともなう記者説明会の開催

経団連会館において、34社40名出席のもと、記者説明会を開催しました。

画像:「PETボトルリサイクル年次報告書」の記者説明会(2013年11月26日)

「PETボトルリサイクル年次報告書」の記者説明会(2013年11月26日)

啓発ツールの提供

小学生の環境教育用に啓発DVD「知ってほしいペットボトルのこと」や小冊子「だいすきPETボトル」など、また全国のリサイクルプラザなどにポスターや再利用品を提供しています。

画像:「知ってほしいペットボトルのこと」

「知ってほしいペットボトルのこと」

画像:「だいすきPETボトル」

「だいすきPETボトル」

「メールニュース RING」の配信を検討

広報誌「RING」をはじめ協議会紹介の冊子、ポスターなどを発行していますが、さらなる情報の共有化を図るため、「メールニュースRING」の配信を開始しました。私たち推進協議会の取り組みからPETボトルリサイクルに関する「新着情報」「イベント・セミナーなどのお知らせ」「お役立ち情報」などを配信しています。
このメールニュースを皆様のもとへお届けすることで、PETボトルリサイクルの輪が広がり、さらなる循環型社会形成への一助にしていきたいと思います。
自治体担当者の方々を中心に約1,500件の配信を行っています。

画像:「メールニュース RING」の配信

PETボトル3R改善事例集Ⅱの作成

会員団体構成各企業のたゆまぬ努力を広く社会の皆様へお知らせするため、推進協議会では環境配慮設計の実施として軽量化を中心とした成果を2010年に「3R改善事例集」としてまとめました。2014年度に2010年度版以降直近までの事例について「3R改善事例集Ⅱ」として53件を掲載し、発行する予定です。

画像:PETボトル3R改善事例集

PETボトル3R改善事例集

PETボトル・プラスチック容器包装リサイクル
市民・自治体・事業者の意見交換会の実施

市民・自治体・事業者の意見交換会を、2012年度に続いてプラスチック容器包装リサイクル推進協議会と共催しました。開催各地の市民グループ、関係省庁・自治体、特定事業者、リサイクル事業者など多数の方々に参加いただきPETボトル・プラスチック製容器包装を中心に容器包装3Rについて活発な意見交換を行いました。

画像:意見交換会の様子

意見交換会の様子

容リ法合同会合へ提言

前回改正法の附則に従い、容リ法に関する合同会合において、施行状況の評価検討が行われています。2013年10月に推進協議会は、容器包装の3R制度に関する提言を行いました。また、本会合においては推進協議会から委員として参加し、プレゼンテーションを行うなど積極的に参画をしています。

※詳細は、http://www.petbottle-rec.gr.jp/3r/teigen.htmlをご覧ください

提言書の抜粋

  • 1. 容器包装3R制度全体のあり方について
    • 消費者・市町村・事業者の役割分担に関する現行法枠組みの維持・深化について
    • 主体間の連携のより一層の推進
    • プラスチック製容器包装の再商品化システムの合理化について
  • 2. バランスの取れた3R政策の展開
    • 事業者の自主性を尊重した3R政策の展開
  • 3. 関係者の役割分担について
    • 自治体の分別収集費用の実態、効率化の現状を明らかにすること
    • 自治体の効果的な排出抑制策の検証
  • 4. 主体間の連携に基づく取り組みの推進について
    • 効果的な消費者啓発の推進
    • 店頭回収・集団回収をはじめとする多様な回収の促進
    • 連携の取り組みに関する指定法人の役割
    • 拠出金制度について
    • 円滑な国内循環を進めるための連携について

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