7.推進協議会の取り込み

フォローアップ報告会、フォーラム、セミナーなどを共同実施

自主行動計画フォローアップ報告会

推進協議会が参画する容器包装8素材による3R推進団体連絡会は、2006年3月に2004年を基準年度とする第1次自主行動計画を発表し、その後毎年度の進行状況を、翌年の12月にフォローアップ報告として報道関係者を招いて公表してきました。
自主行動計画は「Ⅰ.事業者自ら実施する3R推進計画」および「Ⅱ.主体間の連携に資するための行動計画」の2本の柱で構成され、事業者の決意を表明しています。
2011年は第2次自主行動計画の初年度となり、連絡会ではその総括を2012年12月18日経団連会館においてフォローアップ報告をしました。 なお、第2次自主行動計画の数値目標の基準年度は第1次計画を継続し、2004年度としています。

画像:自主行動計画フォローアップ報告会
自主行動計画フォローアップ報告会
(2012年12月18日)

容器包装3R制度研究会

2008年に完全施行された改正容器包装リサイクル法は、2013年度に2回目の見直し審議が行なわれることが予想されています。
よりよい容器包装3R制度に向け、業界だけでなく消費者や自治体、学識者を交え、現行制度の改良・改善の課題、法見直しにおける主要な論点について検討するため、3R推進団体連絡会では2010年に「容器包装3R制度研究会」を立ち上げました。
そして、2年間の議論の成果として、研究会での概要とりまとめを行いました。
2012年度に入り、この「容器包装3R制度研究会まとめ」について公開ヒアリングを継続的に実施し、さらに議論を深めています。

画像:容器包装3R制度研究会容器包装3R制度研究会(2012年)

容器包装3R推進フォーラム in 仙台

2012年11月1、2の両日、開催地を仙台として122名の来場者を迎え、東北の取り組みに学びながら、「容器包装3R制度はどうあるべきか」をテーマとする第7回フォーラムを開催しました。
 東北大学大学院教授の吉岡敏明氏による「容リ制度の将来~容リプラを中心に」の基調講演、主催者からの活動報告、各省庁による3R政策の最新動向、仙台市からのレポート、それに続いて分科会が実施されました。分科会のテーマは「あるべき容器包装3R制度~情報交換会~」、「容器包装の機能と役割(プラと紙を中心に)」、「災害時における容器包装等の収集・処理」でした。
第2日目の11月2日は、42名の参加を得て、仙台市が収集するプラスチック製容器包装の中間処理を行う、新港リサイクル株式会社と、仙台市内の震災ガレキの仮置き場・仮設焼却施設として利用されている井戸搬入場を見学しました。

画像:容器包装3R推進フォーラム in 仙台 容器包装3R推進フォーラム in 仙台
(2012年11月1、2日)

容器包装3R連携市民セミナー in 札幌

2012年度のセミナーは、2012年9月3日に札幌市男女共同参画センターにて、115名の市民の皆さんの参加を得て開催されました。
基調講演は「ごみ処理・リサイクルのための目的とライフサイクル的視点の重要性」として北海道大学大学院工学研究科教授松藤敏彦氏からお話をいただき、さらに活動報告として当連絡会より「容器包装の機能と環境配慮の取り組み」についてプラスチック容器包装を中心に報告を行いました。
また、第三部のパネルディスカッションでは札幌市の市民団体、事業者、行政関係者を交えて「3R推進に向けて協働し何ができるか」を意見交換しました。

画像:容器包装3R連携市民セミナー in 札幌
容器包装3R連携市民セミナー in 札幌
(2012年9月3日)

TOP