6.推進協議会の取り組み

情報提供・普及に向けて多様な取り組みを推進

「エコプロダクツ2012」への出展

日本最大の環境展示会である「エコプロダクツ2012」に出展しました。今年度も展示会開催の3日間で18万人を超える来場者があり、多くの方々に推進協議会の取り組みを紹介することができました。

画像:「エコプロダクツ2012」の模様( 2012年12月13~15日)

「エコプロダクツ2012」の模様( 2012年12月13~15日)

広報誌「RING」の発行

 最新の3R活動情報を紹介するために、年2回広報誌「RING」を発行しています。2012年度は、Vol.30およびVol.31を発行しました。
Vol.30では、再利用品市場の拡大に向けて、グリーン購入ネットワークの専務理事の麹谷和也氏にお話をお聞きしました。また、資源循環型社会形成を目指す市町村の取り組みとして愛知県豊田市、千葉県松戸市を取材、再商品化事業者としてリソースガイア株式会社、会員企業訪問として宝酒造株式会社松戸工場、再生樹脂利用事業者としてカルピス株式会社を紹介しました。
Vol. 31では、2回目の容器包装リサイクル法見直し審議を前にして、さらなる進展が期待されるPETボトルリサイクルについて、主管3省(環境省、農林水産省、経済産業省)の幹部の方々に、推進協議会が今後活発な活動を展開していくために必要な提言をお聞きしました。また、資源循環型社会を目指して活動する愛知県名古屋市、千葉県市原市、愛媛県松山市の取り組みを取材しました。その他、再商品化事業者として循環資源株式会社、再生樹脂利用事業者としてゼブラ株式会社、会員企業訪問として大塚製薬株式会社袋井工場を紹介しました。

画像:「CAN-ART Festival 2011」の模様(2011年9月23~25日)

「RING」Vol.30      「RING」Vol.31

「CAN-ART Festival 2012」への出展

会員企業主催(北海製罐株式会社)の「CAN- ART Festival2012」に推進協議会の取り組みとして出展しました。

画像:「CAN-ART Festival 2011」の模様(2011年9月23~25日)

「CAN-ART Festival 2012」の模様(2012年9月15~17日)

「PETボトルリサイクル年次報告書2012年度版」
発行に伴う記者説明会の開催

経団連会館において、記者43名出席のもと、年次の活動に 関する記者説明会を開催しました。

画像:「PETボトルリサイクル年次報告書」の記者説明会(2011年11月22日

「PETボトルリサイクル年次報告書」の記者説明会(2012年11月27日)

啓発ツールの提供

小学生の環境教育用に啓発DVD「知って欲しいPETボトルのこと」や冊子「だいすきPETボトル」など、また全国のリサイクルプラザなどにポスターや再利用品を提供しています。

画像:「知ってほしいペットボトルのこと」

「知ってほしいペットボトルのこと」

画像:「だいすきPETボトル」

「だいすきPETボトル」

「メールニュース RING」の配信を検討

 これまで推進協議会では「広報誌 RING」をはじめ協議会紹介の冊子、ポスターなどを発行していますが、さらなる情報の共有化を図るため「メールニュースRING」の配信を検討しています。
私たち推進協議会の取り組みから、PETボトルリサイクルに関する「新着情報」「イベント・セミナーなどのお知らせ」「お役立ち情報」などを配信していく予定です。
このメールニュースを皆様のもとへお届けすることで、PET ボトルのリサイクルの輪が広がり、さらなる循環型社会形成へ の一助にしていきたいと思います。
自治体担当者の方々を中心に約1400件の配信を予定して います。

画像:「メールニュース RING」の配信

PETボトル3R改善事例集

推進協議会は、PETボトルの3R(リデュース、リユース、リサイクル)活動の見える化を推進するため、会員企業の「PET ボトル3R事例集」を作成し、広報しています。
今後も継続して、見本となるような「PETボトルの環境配慮 設計」に注目して、事例の収集や内容の充実を図っていきます。

画像:PETボトル3R改善事例集
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PETボトル3R改善事例集

アジア3R推進フォーラム

環境省が毎回主催者となっている、アジア3R推進フォーラム※1 (第4回会合 2013年3月18日~20日、ベトナム・ハノイにて開催)に参加し、「ごみから有価資源へ:日本のPETボトルリサイクル事例」を発表する機会を得ました。
日本では事業者のリサイクル適性向上などの取り組みに加え、容器包装リサイクル法施行により「市民が分別排出、市町村が分別収集、事業者が再商品化する」という役割分担を行い、市民・自治体・事業者の主体間連携を強化し、高品質なPETボトルリサイクル品や高いリサイクル率を達成できたことをアピールしました。各国で現在ごみとして困っている使用済み品も、日本のPETボトル回収やリサイクルの仕組みを参考として方策を考えれば、有価資源となる可能性があることを強調しました。また、当方の発表に続いてNPO法人「持続可能な社会をつくる元気ネット」が、アジア3R推進市民フォーラム参加団体としてNGO・市民社会と国や事業者の取り組みや連携を紹介しました。
環境省には準備段階からラウンドテーブル4での発表に至るまで、大変お世話になりました。

※1 アジア3R推進フォーラム:日本の提唱により、アジア各国における3Rの推進による循環型社会の構築に向け、アジア各国政府、国際機関、援助機関、民間セクター、研究機関、NGOなどを含む幅広い関係者の協力の基盤となるものとして、平成21年11月に設立

環境省ホームページ http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=16441

画像:PETボトル3R改善事例集
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アジア3R推進フォーラム第4回会合 (2013年3月18日~20日)

PETボトル・プラスチック容器包装リサイクル 市民・自治体・事業者の意見交換会

2012年度、当推進協議会はプラスチック容器包装リサイクル推進協議会と共同で、市民・自治体・事業者の意見交換会を4回開催しました。
開催各地の市民グループ、関係省庁・自治体担当者、特定事業者、リサイクル事業者など多数の方々に参加いただき、PETボトル・プラスチック製容器包装をはじめ容器包装リサイクル全般について、活発な意見交換を行うことができました。

■ 第1回 inこうべ 2012年7月13日
■ 第2回 inさっぽろ 2012年9月4日
■ 第3回 inせんだい 2012年10月31日
■ 第4回 inとうきょう 2013年2月2日

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