7.推進協議会の取り込み

フォローアップ報告会、フォーラム、セミナーなどを共同実施

自主行動計画フォローアップ報告会

推進協議会が参画する容器包装8素材による3R推進団体連絡会(以下 連絡会)は、2006年3月に2004年を基準年度とする第1次自主行動計画を発表し、その後毎年度の進行状況を、翌年の12月にフォローアップ報告として報道関係者を招いて公表してきました。
自主行動計画は「Ⅰ.事業者による3R推進に向けた自主行動計画」および「Ⅱ.主体間の連携に資する取り組み」の2本の柱で構成され、事業者の決意を表明しています。
2010年は第1次自主行動計画の最終年度となり、連絡会ではその総括を2011年12月13日経団連会館においてフォローアップ報告いたしました。
第1次自主行動計画は一定の成果を挙げることができました。現在は、2015年を目標年度する第2次自主行動計画の達成に向けた取り組みを進めています。

画像:自主行動計画フォローアップ報告会<br>(2011年12月13日)

自主行動計画フォローアップ報告会
(2011年12月13日)

容器包装3R制度研究会

2008年に完全施行された改正容器包装リサイクル法は、2013年度に2回目の見直しが行われることが予想されています。
容器包装リサイクル制度は、成果とともにまだ課題が残されていると考え、連絡会では2010年に、消費者・自治体・学識者などのステークホルダーの参加を得て「容器包装3R制度研究会」を立ち上げ、現行制度の改善点や次期容器包装リサイクル法見直しに向けた論点について協議しました。
現在、その取りまとめの概要版を作成し、より多くの方々の意見をお聞きすべく、公開ヒアリングを行って、取りまとめ内容の充実を図っています。

画像:容器包装3R制度研究会(2011年)

容器包装3R制度研究会(2011年)

容器包装3R推進フォーラム in 名古屋

2011年10月24、25の両日、171名が参加する「容器包装リサイクル法の成果と課題」をテーマとするフォーラムを開催しました。
テーマに沿っての基調講演、主催者からの活動報告、各省庁による3R政策の最新動向、名古屋市からのレポート、それに続いて、「リターナブルびん促進策」「消費者の行動変革」「多様な回収システム」「プラスチックリサイクルのゆくえ」の4つの分科会による協議を行いました。
最後に各分科会からの報告と会場全体での意見交換が行われ、基調講演の神戸大学石川教授より「容器包装リサイクル法で何より大切なのが主体間連携である。その意味で、消費者、自治体、事業者が意見を交換する場となった今回のフォーラムは有意義であった」と締めくくられました。

画像:容器包装3R推進フォーラム in 名古屋(2011年10月24、25日)

容器包装3R推進フォーラム in 名古屋
(2011年10月24、25日)

容器包装3R連携市民セミナー in 福岡

2012年1月20日福岡市において、市民・行政・有識者・事業者など179名が参加して、「3R推進のため、市民・行政・事業者の連携のあり方」をともに考えていく機会としてセミナーを開催しました。
「元気が持続する循環のまち・ふくおか」の基調講演、再商品化事業者(リサイクラー)からの状況報告、そして、「3R推進に向けて協働して何ができる?」のパネルディスカッションなど、活発な意見交換を行いました。
これまでの3年間のセミナーをみると、2008年京都の208名、2009年仙台の158名、2010年名古屋の150名の参加者を得ました。参加型セミナーとして参加者からの評価も高く、今後、あらたなネットワーク作りの役割も視野に入れていきます。

画像:容器包装3R連携市民セミナー in 福岡(2012年1月20日)

容器包装3R連携市民セミナー in 福岡
(2012年1月20日)

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