3.Reduce(リデュース)

PETボトル軽量化の推進

第2次自主行動計画(2011~2015年度の5年間)

推進協議会では、3R推進団体連絡会の一員として、PETボトルのリデュース目標「指定PETボトル全体で10%(2004年度比)の軽量化」を設定しました。その手段として、これまでの軽量化状況を勘案し、主要17種に具体的な目標値(3%~20%)を決め、軽量化を推進しました。その結果として、2011年度に10.5%を達成しました。

2011年度主要サイズ・用途別軽量化実績

図6のグラフに記載したデータは、推進協議会を構成する5団体(全国清涼飲料工業会、日本果汁協会、日本醤油協会、酒類PETボトルリサイクル連絡会、PETボトル協議会)への調査に基づくものであり、これらの主要17種でPETボトル総重量の74.4%を占めています。
第2次自主行動計画の初年度となった2011年度実績では、対象容器17種のうち16種で軽量化が実施され(2004年度比)、そのうち10種で目標の軽量化を達成しました。清涼飲料の無菌2000ml、耐圧500ml、みりん1800ml、しょうゆ500ml・1000ml ボトルは、会員各社の技術改善の進捗により大幅な軽量化を実現しています。
今後、目標達成に向けてさらに努力を続けます。

軽量化事例

PETボトルは、容器としての需要の広がりに伴い、成形技術・充填技術の進展等により近年目覚しい軽量化が実施されています。

軽量化事例

画像:がぞうてきすと

アサヒ飲料株式会社
おいしい水 富士山/六甲 PET2L
ボトル重量32g
(従来品44.4g)

画像:がぞうてきすと

日本コカ・コーラ株式会社
コカ・コーラ500ml PETボトル
ボトル重量24g
(従来品31g)

画像:がぞうてきすと

サントリー株式会社
サントリー天然水550ml
ボトル重量13.5g
(従来品21.4g)

画像:がぞうてきすと

キッコーマン株式会社
しょうゆ 1L
ボトル重量29g
(従来品33g)

図6 サイズ・用途別PETボトル軽量化目標と実績(2011年度)

図:図6 サイズ・用途別PETボトル軽量化実績(2011年度)

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(出所)PETボトルリサイクル推進協議会

しょうゆ加工品の容器基準重量は、2008年重量とした。(第2次自主行動計画で軽量化目標値を設定)

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