今回のダイアログで、それぞれのお立場から、PETボト
ルの3Rを推進する為の主体間連携のあり方について大変有意義なご意見をうかがえたことに心より感謝いたします。
「リサイクルの見える化」を始めとする消費者の皆様とのコミュニケーションに関するテーマでは、事業者による直接的な消費者一人ひとりへの働きかけには限界があり、市民団体のリーダー、3Rマイスター、リサイクルプラザの指導員といった、より消費者に身近な皆さんとの連携を強化することにより、情報やメッセージを従来とは異なるスケールでお伝えできるという具体的なアドバイスをいただきました。今後、自治体やリサイクルプラザの方々とさらに意見交換を行い、わかりやすい情報を、確実に皆様にお伝えすることができる仕組みやツールを開発してまいります。
また、「安定的なリサイクル基盤作り」では、LCAやコストだけではなく、再商品化において国内登録再生処理事業者(
「PETボトル再商品化施設」参照)並の環境配慮がなされているか、トレーサビリティーが確保されているかという視点を十分に評価すべきことを、国・自治体・事業者へ働きかけていきます。
さらに、国内における付加価値の高い再利用製品の開発、グリーン購入指定品目としての需要拡大を目指し活動を強化してまいります。