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会員企業訪問

ここに紹介する企業は、PETボトルリサイクル推進協議会 広報誌「RING」の取材先です

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ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社 群馬工場

ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社 群馬工場

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ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社の群馬工場が伊勢崎市に建設され、稼動を開始したのは1991年2月。同社が誇る多彩な飲料の多くは、この群馬工場と愛知県北名古屋市にある名古屋工場で作られています。
 現在、群馬工場で稼働中の生産ライン(充填ライン)は、小型PETボトル用、缶用、カップ入りスープ用の計3系列で、24時間稼働体制を敷いています。他に、自動倉庫、平倉庫、配送センターが併設されており、ISO9001:2008と日本版HACCPを取得済みです。2013年の生産量は約1,400万ケースでした。
 また群馬工場の持つ特徴について「多品種少量生産に対応した人員体制と設備を備え、多様化する市場ニーズに的確に対応していける態勢が整っている点です」と三枝工場長です。生産ラインでは、果汁、緑茶、紅茶、スポーツドリンクなど様々な飲料が各容量のPETボトルやリシール缶に整然と充填されていきます。また、工場の近隣には必要な各種資材を随時円滑に供給する資材メーカーが多数存在しており、需給に合わせて生産計画を柔軟に調整することが可能な点も工場の持つ強みの一つと言えるようです。
 一方、当面の課題については「次の充填を行うラインの“型替え時間” の短縮が 重要テーマ」と三枝工場長です。「私たちは、小ロット発注に対してもこれまで同様丁寧に対応していきたいと考えています。しかし生産の合理化には、操業時間のロスがともなう“型替え” の時間を極力縮小することが不可欠です。このため現在、担当者一同でいろいろ知恵を絞って打開策を探究しているところです」。

省エネ対策でも一定の成果を

省エネ対策でも一定の成果をまた、いまや全ての生産現場共通の重要テーマとなっている“省エネ”についても、「一般の設備投資を極力抑制し、その分省エネ対策に力を入れています」とこれまで以上に意欲的に取り組んでいます。具体的には、ボイラーの数を各関連装置の稼働状況に合わせて従来以上に厳しく制限しているのに加え、節水やエア漏れ・蒸気漏れの防止といった日常の行動の中でのキメ細かい省エネ活動の徹底、さらには工場の照明のLEDへの切り替えなど、多彩な方策を展開中とのこと。LEDへの切り替え(転換率はおよそ8割)によって配送センター、自動倉庫含む工場全体の消費電力を約2割削減できるようになるなど、成果は様々な分野で確実に上がっていると言えそうです。
 また、工場から1年で3,000トン排出されるコーヒーかすは、肥料化・敷料化し100%リサイクルしています。さらに工場内で発生する廃PETボトル、缶、紙類なども全て分別を徹底し回収。排出後はそれぞれの用途別に国内の事業者に引き渡しています。

地域とのかかわりも密に

 工場では地域社会との関わりについても積極的に取り組んでいます。「工場周辺の清掃はもとより、市のアダプト・プログラムに参加しての工場周辺および地域の公園、さらには市のイベントにも積極的に協賛して着実に連携を深めつつあります。」
 周辺の学校による工場見学も積極的に受け入れており、この1年の受け入れ件数は小学校が10校、高校が7校。「最近は、町内会などでも見学を企画されるところが増えています」と三枝工場長。
 また、世界遺産に登録された「富岡製糸場と絹産業遺産郡」の構成資産の1つとなっている「田島弥平旧宅」が伊勢崎市内にあることから、市の依頼を受けて、この旧宅をデザインした缶コーヒーを製造。地域社会との融和に対する同工場の取り組みを表す例として注目されています。

生産本部群馬工場 工場長 三枝 裕昭
群馬工場製造技術課 課長 小島 由一
群馬工場製造技術課 課長代理 赤沢 章

画像:工場内を見学

左より三枝工場長、小嶋氏、赤沢氏

<概要データ>

群馬県伊勢崎市境東新井1301-1
境北部工業団地
TEL.0270-76-3345

 設立

:

1991年2月

 敷地面積

:

84,000m2

 主な製造品目

:

缶コーヒー、小型PETボトル、缶スープ、カップ入りスープ

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