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リサイクル率の算出

推進協議会では2006年度よりPETくずの貿易統計をもとに、使用済みPETボトルの輸出量の推計を試みてきました。 そして、最終的にキャップ・ラベルを含まない再生材料としてリサイクルされるまでの「リサイクル率」の算出をしました。 また、2015年1月より新設された貿易統計の「フレーク状のPETくず(貿易コード391590110)」の実数を使用し、ベール輸出については、バーゼル法輸出入規制事前相談結果集計における一般財団法人日本環境衛生センターの「PETスクラップ輸出量」を使用するとともに、PETくず輸出事業者へのアンケート調査を行い、海外リサイクル向けの回収量を集計することで、海外資源化量の捕捉量が向上しました。
2016年度からの第3次自主行動計画の中で、「リサイクル率85%以上の維持」を目標として掲げており、推進・啓発活動を実施し、引き続き達成に努めています。

2016年度リサイクル率は83.9%で前年度比3.0ポイント減少

2016年度のリサイクル率の「分母」となる指定PETボトル販売量(総重量)は596千トンで、前年度比33千トン増となりました。国内の指定PETボトルの販売本数は9.5%の伸びでした。
一方、リサイクル率の「分子」となるリサイクル量は国内再資源化量279千トン、海外再資源化量221千トンで前年比11千トン増、合計500千トンでした。
図1に示したようにリサイクル率は83.9%で、前年比3.0ポイントの減少となりました。

図1.回収・リサイクルの概要

図1:回収・リサイクルの概要

リサイクル率の推移

推進協議会では3R推進のため、2016年度からの第3次自主行動計画の中で、「リサイクル率85%以上の維持」を目標として掲げており、推進・啓発活動を実施し、引き続き達成に努めます。

図2.国内再資源化と海外再資源化

図2:国内再資源化と海外再資源化

PETボトルリサイクル率の算定方法

リサイクル率の算定に必要な回収量調査にあたって、市町村回収については、環境省発表速報データを使用するとともに、使用済みPETボトルの回収、再商品化を行う事業者へのアンケート調査を行い、国内リサイクル向けの回収量を集計しています。
 また、輸出量調査にあたって、使用済みPETボトルについては、2015年1月より新設された財務省貿易統計の「フレーク状のPETくず(貿易コード391590110)」の実数を使用し、ベール輸出については、バーゼル法輸出入規制事前相談結果集計における一般財団法人日本環境衛生センターの「PETスクラップ輸出量」を使用するとともに、PETくず輸出事業者へのアンケート調査を行い、海外リサイクル向けの回収量を集計しています。

●2016年度リサイクル率算定の詳細

【分母】指定PETボトル販売量

  1. 1)

    国内製品販売量:585,521トン ・・・【1】

  2. 2)

    輸入製品販売量:10,535トン ・・・【2】
    推進協議会調査

  3.   

      ※指定PETボトル販売量
    = 【1】 + 【2】 = 596,056トン ・・・A

【分子】使用済みPETボトルの再資源化量

  1. 1)

    国内再資源化量

    1. a)市町村回収量(分別適合物量): 285,335トン ・・・【3】
      環境省データ
      市町村指定法人処理量:194,865トン ・・・【4】
      日本容器包装リサイクル協会データ
      市町村独自処理量(【3】 - 【4】):90,470トン ・・・【5】
    2. b)事業系ボトル回収量: 230,914トン ・・・【6】
      推進協議会調査
    3. c)回収後の国内処理・海外処理の割合
      市町村回収での国内処理割合:92.9% ・・・【7】
      事業系回収での国内処理割合:38.3% ・・・【8】
      推進協議会調査
    4. d)国内向け回収量
      市町村回収国内向け量(【3】 × 【7】): 265,058トン ・・・【9】
      事業系回収国内向け量(【6】 × 【8】): 88,515トン ・・・【10】
    5. e)再資源化率
      市町村回収での再資源化率:80.6% ・・・【11】
      日本容器包装リサイクル協会データ
      事業系回収での資源化率:73.7% ・・・【12】
      推進協議会調査
  2.   

      ※国内再資源化量
    = 【9】 × 【11】 + 【10】 × 【12】 = 278,907トン ・・・B

  1. 2)

    海外再資源化量

    1. a)フレーク状PETくず輸出量:244,792トン ・・・【13】
      財務省発表貿易統計
    2. b)ベール状PETボトル輸出量:19,105トン ・・・【14】
      日本環境衛生センターデータ
    3. c)使用済みPETボトルの輸出量(【13】+【14】):263,897トン ・・・【15】
    4. d)輸出フレーク国内1次処理の歩留率:87.9% ・・・【16】
      推進協議会調査
    5. d)海外向け回収量
      市町村回収海外向け量(【3】×(1-【7】)):20,277トン・・・【17】
      事業系回収海外向け量(【13】/【16】+【14】-【17】):277,414トン・・・【18】

  2.   

      ※海外再資源化量
    =【17】×【11】+【18】×【12】=220,889トン・・・C

【リサイクル量・リサイクル率】
リサイクル量 =B+C = 499,796トン・・・Y
リサイクル率 =Y ÷ A = 83.9%

【参考】

  • 市町村分別収集実績:298,466トン ・・・【19】
    環境省データ(速報)

従来の回収率((【19】+【6】)/A):88.8%・・・【20】

国内でのリサイクル率は「B/A=46.8%」となり、また、従来の回収率88.9%から、キャップ、ラベル等の異物を除いて、リサイク率として算出すると「(【3】×【11】+【6】×【12】)/A=67.2%」になります。

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