PETボトルって何?
PETボトルが、なにから生まれるかご存じですか? 例えばよく知られているプラスチックと同じ原料からつくられているのです。 「プラスチック」の代表選手は、ポリエチレン、ポリプロピレン、プラモデルなどに使われるポリスチレン、繊維に使われるナイロン、ポリエステルなど。このうち、PETボトルはポリエステル(ポリエチレンテレフタレート)からつくられます。ですから素材的には、ワイシャツやブラウスなどの繊維やビデオ・オーディオテープと兄弟にあたるわけです。
では、もう少し詳しくご説明いたしましょう。
PETボトルの原料は、ポリエチレンテレフタレートと呼ばれる樹脂。
英語で
POLYETHYLENE TEREPHTHALATEと書くため、その頭文字をとってPETと呼んでいるのです。
少し難しい話しになりますが、このポリエチレンテレフタレートは、石油からつくられるテレフタル酸とエチレングリコールを原料にして、高温・高真空下で化学反応させてつくられる樹脂のひとつ。この樹脂を溶かして糸にしたものが繊維、フィルムにしたものがビデオテープ、ふくらませたものがPETボトルというわけなのです。PETボトルは繊維やビデオテープと素材的に兄弟、と言われるのはこれが理由です。 PET
ところで、プラスチックは日本では1,465万トン(2007年)、世界では2億3,000万トン(2005年 CIPAD推定)もつくられています。分野別プラスチック消費量では包装容器が最も多く、日本では国内樹脂製品消費量全体の42.5%(2007年)と、分野別内訳の第1位を占めています。
PETボトルは便利なプラスチック容器として、とっても身近なものとなりました。日本では1997年に約20万トンの樹脂生産量だったものが、2007年には約60万トンと増加し、PETボトルの暮しに果たす役割はますます重要なものとなっています。
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